2017.01.22
化学分析コース(平成29年度入学生からは分析化学応用学科)は、
平日に通学できない社会人や大学生、
大人数で勉強するよりも少人数でゆっくりと勉強をしたいと思っている方に適したコースです。
土曜日・日曜日の時間を有効に活用して、分析化学の知識・技術を修得し、
平日の学科・コースと同様に2年間で卒業できるコースです。
また、卒業と同時に国家資格(毒劇物取扱者責任者・化粧品総括製造販売責任者・
化粧品製造業責任技術者)も取得できます。
平日に登校する必要がありませんので、社会人が働きながら学ぶことができ、
大学生等はWスクールとして、平日に学んでいることとは異なる専門分野の
技能を修得することができます。
そのため、入学目的も学生によって、「転職や再就職を目指す人、
現職でのスキルアップやキャリアアップを志す人、経営する(または勤務先)
企業の事業拡大のために国家資格の取得を目的とする人、
就職活動への備えとする大学生等」様々です。
このような多様なニーズに対応するため、このコースは定員20名の少数精鋭で
開講しています。週末に集中して学ぶことができるコースのため、
週末のみ遠方から長距離通学をしている学生もいます。
今日は、1年生に対して定量分析実験の実技試験を行いました。
この定量分析実験では、サンプルに目的とする物質がどれだけ含まれているのかを分析する技術を身につけます。
この実験内容は、分析化学に関する国家資格である「化学分析技能士」という資格の実技試験でも出題されています。
土曜日、日曜日に本校に通う学生の中には、この資格を取得することを目的としている学生もいます。
その学生にとっては、今日の実技試験は「化学分析技能士」の実技試験対策にもなる内容でした。
本校は「化学分析技能士」の実技試験の大阪会場になっており、毎年、在校生や卒業生が受検しています。
在校生、卒業生にとっては、見慣れた実験室で受検することができるのは大きなメリットです。
また、その際の試験監督は本校の教員も担当していますので、
見知った試験監督の前で受検できるのも他の受検者に比べると有利な点です。
平成28年7月に行われた3級試験(計3日間)は、以下のブログに様子を掲載していますので、ご覧ください。
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2016/07/post-8655.html
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2016/07/post-8656.html
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2016/07/post-8658.html
また、平成28年8月に行われた1・2級の試験は、以下のブログにその時の様子を掲載していますので、ご覧ください。
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2016/08/post-8695.html
化学分析コースでは、その受験対策になる実技試験を行っています。
以下のブログに、他の実技試験の内容を掲載していますので、ご覧ください。
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2016/12/post-8798.html
今年7月には、化学分析技能士の3級、8月には1,2級の実技試験が行われる予定です。
多くの在校生、卒業生が受検することでしょう。
by バッテン