2017.02.19
化学分析コース(平成29年度入学生からは分析化学応用学科)は、
平日に通学できない社会人や大学生、大人数で勉強するよりも少人数で
ゆっくりと勉強したいと思っている方に適したコースです。
土曜日・日曜日の時間を有効に活用して、分析化学の知識・技術を修得し、
平日の学科・コースと同様に2年間で卒業できます。
また、卒業と同時に国家資格(毒劇物取扱者責任者・化粧品総括製造販売責任者・
化粧品製造業責任技術者)も取得できます。
平日に登校する必要がありませんので、社会人が働きながら分析化学を学ぶことができ、
大学生はWスクールとして、平日に学んでいる分野とは異なる分野の技能を修得できます。
そのため、入学目的も学生によって、「転職や再就職を目指す人、
現職でのスキルアップやキャリアアップを志す人、経営する(または勤務先)
企業の事業拡大のために国家資格の取得を目的とする人、
就職活動への備えとする大学生等」様々です。
このような多様なニーズに対応するため、このコースは定員20名の少数精鋭で
開講しています。週末に集中して学ぶことができるコースのため、
週末のみ遠方から長距離通学をしている学生もいます。
昨年4月に入学した1年生もそろそろ1年が経とうとしています。
平日は仕事やアルバイトをしながら、土曜、日曜日に本校に通うことに、
4,5月は慣れずに体調管理など大変だったようですが、それにも少しずつ慣れ、
今では土曜日・日曜日が待ち遠しいと思っている学生も多くいます。
今日は、実験はなく授業だけでしたが、1年間のまとめの授業を真剣に受講していました。
学生が真剣に受講するため、我々教員も力を込めて授業しています。
今年の初めは、土曜、日曜日の通学と平日行っているアルバイトや資格の勉強が両立できるか
不安を持っていたN君も1年間で多くの資格を取得しました。
今は就職活動に向けて担任であるバッテンと2年担任のみなと先生にアドバイスを受けています。
N君は、
「入学して本当に良かったです。」
「実験に対する自信もついたし、資格も多くとることができました。」
「これからは就職活動と資格取得に取り組んでいきます。」
と言っていました。
このような力強い感想を聞き、1年間という長いようで短い期間の大切さ、
その期間に前向きに取組むことの大切さを今更ながら知ったバッテンでした。
by バッテン