2017.03.06
先日、3月3日(金)に兵庫県立姫路工業高校で兵庫県の工業高校の先生を中心とした研修会で、
本校の化学分析技能士3級の取り組みについて紹介しました。
技能士とは、働く上で必要な技能の習得レベルを検定し、
一定レベル以上の技能をもつ者に対して国家資格を付与する制度です。
その種類は128種類あり、その一つに「化学分析」があります。
1級から3級まであり、3級は本校や工業高校に入学することで受検資格が与えられます。
また、1級と2級は実務経験が必要なため、化学分析に関係する企業で働く方が受検します。
ちなみに、本校在学中の2年間は厚生労働省に実務経験として認められているため、
本校卒業生は卒業した年の8月に2級を受検することができます。
本校は、大阪の実技会場として毎年協力しています。
今年度の様子はこちらのブログをご覧ください。
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2016/07/post-8655.html
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2016/07/post-8656.html
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2016/07/post-8658.html
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2016/08/post-8695.html
その化学分析技能士3級の受検に関する研修会に高校の先生から招待されて本校での取り組みについて説明を行いました。
高校の先生方は、化学分析技能士3級の合格率向上や受検者増加を目指して研修会を開催されました。
そのため、本校での化学分析技能士3級に関する実験指導や学科試験対策の指導内容を説明しました。
先生方は、説明を熱心に聞き、本校での実験指導を各学校の指導に取り入れようとされていました。
また、説明の後は一緒に実験をさせていただきました。
本日、研修会を主催された先生から、当日に説明した内容を参加された先生方は
とても喜んでいただいたとの感想を教えていただきました。
また、本校ではそれ以外にも、近畿工業化学教育研究会などにも協力しています。
その様子は、以下のブログをご覧ください。
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2016/05/post-8590.html
高校の先生方に説明するのは緊張しましたが、本校での化学分析技能士3級の取り組みを
紹介する機会をいただき、ありがとうございました。
by バッテン