2017.03.27
こんにちは!ましおかです。
以前のブログでも紹介しましたが、春休み中でも、
次年度に向けて動き出している学生は多くいます。
本日は、学生でなく4月から始まる新学期に向けての
講師の準備の模様をご紹介します♪
アメフト先生とぷぷ先生、そして私ましおかが準備を進めていたのは、
「医薬バイオ化学実験」の準備です。
微生物の培養をしたり、DNAの抽出や増幅、
さらに医薬品の品質試験の規格および試験方法が記載された
公定書(日本薬局方といいます)に基づいた医薬品分析の実験を行う実験です。
二人の先生はその中でDNAを増やす「PCR法」で使う試薬や器具の調製していました。
アメフト先生は、
「2年生からは専門的な実験が始まります。
その実験で使う器具や試薬の確認をしています。微生物や遺伝子の実験は培養などに時間が
必要ですので、時間を掛けたのに上手くいかなかったというようなことがあってはいけません。
そのため基本的な段階からしっかりと確認が必要です。」
と学生が楽しくやっている実験のちょっとした裏話を教えていただきました。
私は、医薬品分析で使用する高速液体クロマトグラフィーの準備をしていました。
この分析機器で、液体の中にどんな物質がどれだけ含まれているかを測定することが
できます。今回の実験だけでなく、食品や化粧品、環境・材料分野と、様々な分野で活躍している機器です。
学生たちに楽しく、そして分からないことをすぐ我々講師に質問することができる
良い雰囲気作りのためには、まず基本的な実験の根幹がしっかりとしていなければなりません。
ミスの防止だけでなく学びやすい雰囲気で実験を行うためにも、
しっかりと新学期に向けた準備を進めていきます!
by ましおか