2017.05.10
こんにちは!ましおかです。
今年度が始まって2ヶ月目に入りました。
緊張していた1年生も、友人ができ、学校に慣れてきました。
学校生活以外でもいろいろな人に出会うことでしょう。
そんな生活の中で、ふっと油断した心の隙間をついてくる
「悪徳商法」というものが世の中には存在します。
本校では毎年この時期に消費生活専門相談員の先生を講師としてお招きし、
トラブルに遭わないための『消費者生活センター講話』を実施しています。
最近は、スマートフォンの普及でSNSによる悪徳商法やマルチまがい商法や、
ネット販売の契約上の問題など消費者生活のトラブルがより複雑化してきています。
また、関西圏以外の出身で一人暮らしを始めた学生は、親元を離れるため、
こういった悪徳商法に合う確率もこれまでよりは高くなります。
このようなことから自分自身を守るためには、
まず「知る」ことが大切になってきます。
講師の先生(上の写真)は、
実際に相談窓口で被害者からの相談を受けておられる相談員でもあるため、
最近の悪徳商法の手口や実際の被害について具体的に、
分かりやすくお話頂きました。
例えば、知っているようで知らない契約についての説明や
webサイト上での予防策を分かりやすく説明して下さったり、
時折学生にインタビューをしながら、楽しく教えて頂きました。
また自分だけでなく、自分以外の友人や家族を守る。ということで、
詐欺の手口を、学生を交えた寸劇で説明して頂きました。
下に掲載したような「怪しい言葉にも気をつけて!」と
寸劇を通して教わりました。
見ていた学生には笑顔もありましたが、感想を聞いてみると、
「実際に怖さが伝わってきて、よく分かった。」
「自分だったらどう対処するか考えさせられた。」
と、予想以上に伝わったようです。
このような事が身近で起こりうるということを
「知らない」と「知っている」では、大きく違います。
今回の講演を参考に、事前に被害に遭わないように
対策や予防をしていきましょう。
誰しも被害に遭おうと思って被害に遭う人はいません。
沢山の誘惑や情報がある中で、自分でしっかりと判断して、
「甘い言葉」には気を付けて、楽しい学生生活を送っていきましょう!
by ましおか