2017.05.22
こんにちは、ぷぷです。
本校は、実験中心のカリキュラムで授業を実施しているため、
分析化学に必要な試薬の扱い方、ガラス器具の使い方、
分析機器の基本的な使用方法を、1年生の前期から学ぶことができます。
その中でも今日は、1年生の生命バイオ分析学科、健康化学分析学科の
「基礎化学実験」の様子をお伝えします。
「基礎化学実験」では、化学・バイオに関する基本的な技術と、
データの扱い方や報告書の作成方法を学ぶことができます。
実験室を覗いてみると、いつもとは違う雰囲気です。
それもそのはず。
今日は、実技試験が行われていたのです。
実技試験というと、難しいのかなと感じる方もおられると思いますが、
実際には、これまで行った実験操作の確認をするという方が、
近いかもしれません。
具体的には、これまでの実験で中和滴定やペーパークロマトグラフ、
アセチルサリチル酸の合成・再結晶といった3種類の実験を行ったので、
その中で身に付けた技術を再確認することを目的として行っています。
みんな、これまで学んできた技術を思い返しながら、
丁寧に操作していました。
実技試験後に感想を聞いてみると、
「はじめはガラス器具を触ったこともなかったけど、
自分一人で操作できるようになったと実感しました。」
「実技試験を行うことで、マスターできているところと
注意するところがよく分かりました。」
「思っていた以上に緊張したけど、うまくできてよかったです。」
など、緊張感の中にも充実感が味わえたようです。
初めて白衣を着てから約1ヶ月、今日の一歩が分析化学者への道のりを
さらに進めることになったと思います。
これからも、分析化学者を目指して一緒に頑張りましょうね!
By ぷぷ