2017.05.23
本校では、1年次に分析化学の基礎を学び、専門的な授業・実験は2年次から
始まります。そして、その集大成として取り組むのが「卒業研究」です。
実際に実験を行うのは後期(9月)からの半年間ですが、
その準備のために、本日は教員を含め話し合いが行われていました。
せんぱい先生のグループです。
このグループは「アマモ」という海に生える水草の生育に関する研究を行う予定です。
実はこの研究、外部のNPO団体との共同研究として平成20年度から
8年間!にわたり継続して研究しているテーマです。
過去の先輩がまとめたデータを振り返り、その調査項目や調査結果を見直し、
今年度はどのような項目を調査するのか、何に重点を置くのかなどを話し合いました。
これは、これからの半年間の研究の方向性を決めるための
とても大切な時間です。
来月には、共同研究している団体の方々と大阪南部の海にサンプリングに行く予定だそうです。
その際は、このブログでまた紹介したいと思います。
学生は、
「楽しみにしていた卒業研究が始まるので、とてもワクワクしています。」
「班のみんなで取り組むサンプリングがとても楽しみです。
いよいよスタートという感じです。」
「今までの先輩の成果を知って、改めてすごいなと感じましたが、
その思いを引き継いで、僕たちは僕たちのできることをやっていきたいです。」
と頼もしいコメントしてくれました。
来年2月の発表会に向けて、卒業研究の準備が少しずつ始まってきました。
いまからどのような研究成果が出てくるのか、楽しみですね。
※昨年度の様子は以下のURLよりブログで確認いただけます。
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2017/02/post-8836.html
by ましおか