2017.06.13
1年生の資源分析化学科、有機テクノロジー学科の学生は国家資格である化学分析技能士の実技試験にも出題されている定性分析実験を行いました。
定性分析実験は、金属イオンの特性によって何種類も混ざっている異なる金属を分離・確認する実験です。
この実験を通じて分析化学に使用する器具や試薬の扱い方を学びます。
実験をしている学生に感想を聞くと、
「楽しい」、「液性によって色が変わってキレイ」など
実験を楽しんでいるコメントがありました。
学生たちは、クラスメイトと協力して実験を行い、実験の技術を身につけています。
その中でも、資源分析化学科の男子学生は、
「来年、化学分析技能士の試験を受験しようと思っています。」
「今のうちから、しっかりと実験して1回で国家資格を取得します。」
と言っていました。
今からが楽しみです。
また、有機テクノロジー学科のUさんは、医薬品に興味があり、医薬品の開発や品質管理に携わりたいと思い、本校に入学しました。
入学後の感想を聞くと、「みんなと一緒に実験するのが楽しい」と言っていました。
資源分析化学科のTさんは、環境に関する勉強がしたいため、大学編入学を目指しています。大学編入学してもっと化学の勉強がして環境を守る仕事に就きたいと言っています。
そのTさんも「銅イオンの色がきれい、金属の特性が分かって楽しい。」と話していました。
入学してくる動機は様々ですが、実験を楽しみながら少しずつ分析化学の技術を身につけていきましょう。
by バッテン