せんせのブログ
課外活動を通じて深まる仲!
2017.06.17
道頓堀川水質調査のサンプリング
本校には、学生が主体となって活動をしている委員会があります。
その中の一つに、環境委員会という委員会があります。
環境委員会は、道頓堀川水質調査や学校周辺の清掃活動、
実験室の実験器具の整理活動など、様々な課外活動を行っています。
本日は、その環境委員会の学生たちが、活動の一つである道頓堀川水質調査
のサンプリングを行ったので、その様子をご紹介します。
道頓堀川水質調査とは、本校の環境委員会の学生が
平成16年度から継続している活動です。
大阪のミナミと呼ばれる繁華街を流れている道頓堀川の
水質を調査する活動です。
道頓堀川は大阪を象徴する川と言えますが、地元のスポーツチームが
優勝した時などの飛び込みが問題になっており、その賛否と共に
水質問題についての論争が絶えません。
そこで、「大阪の水を守る!」という気持ちから、本校では環境委員会が
主体となり、継続的に道頓堀川の水質を調査しています。
調査した結果は、本校ホームページにて公開しています。
本日は、学生たちが道頓堀川を流れる水を、調査のために採取しに行きました。
2年生は、今回が初参加となる1年生に丁寧に説明をして、
サンプリング方法を教えていました。
有機テクノロジー学科の1年生のYくん(上写真の右)は、
「道頓堀川水質調査の活動は、入学前から知っていて
興味がありました。
実際にやってみて、初めて知ることが多く、想像していた以上に
面白いです」
と、楽しそうに語ってくれました。
サンプリングを終えた学生は、本校実験室で試薬などの準備をしていた
学生たちと合流し、水質測定を行いました。
大腸菌を調べるグループや、溶存酸素(水中の酸素量)を測定する
グループなど、グループに分かれて水質調査が行われていました。
ここでも、2年生が1年生に実験操作を教えています。
今回の水質調査を通じて、先輩と後輩の仲が深まったと感じる一日でした!
by テノール