2017.06.01
リニューアル初日のブログにふさわしい笑顔で写真に写っているのは、
健康化学分析学科1年生の2人(イニシャルは共にMさん)です。
昼休みの時間に、1階の教務室をチラチラ見ながら先生を探しに来ていました。
手に持っているのは、定性分析実験の実験テキストで、
質問をしたく担当の先生を探していました。
定性分析実験は、1年生の前期に行う金属の有無を調べる実験の1つです。
単に実験をして方法を学ぶだけでなく、いろいろな試薬の扱いや、
器具の基本的な扱いを身に付けるためにも重要な実験でもあります。
実験はいくつかの段階に分かれており、段階ごとに修得レベルを確認するための
確認実験をする時間が設けられています。
その実験を間近に控え、担当のみなと先生に質問をしに来ていました。
手に持っているのは、本校オリジナルのテキストで、
実験で起こる反応の理論まで詳しく記載されています。
質問を終えて、
「よく分かりました!ありがとうございました!」と、元気に帰っていきました。
1年生が本校に入学して2ヶ月が経とうとしています。
当初は、ビーカーを持ったことのない1年生もいましたが、
今ではそれが遠い過去のように実験にも取り組んでおり、日々の成長の早さを感じます。
このような成長していく姿をみることができるは、教員にとって醍醐味でもあります。
2年後には分析化学者として、どこかで活躍しているのだろうと思うと、
どこか嬉しい気持ちになりました!(笑)
By ぽてと