せんせのブログ

【土・日開講「分析化学応用学科」】少人数制だからできる! ~一人一人に合った指導~

2017.06.24

前期の間、2年生は分析機器を使った定性・定量の実験を行っています。
企業で扱っている試料などを使って、現場で行っている業務に近い操作方法、
データ処理方法を学んでいます。
本日は、前期の後半に使用する分析機器について、授業だけではなく実際に分析機器を見て、
理解を深めました。
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本校では、平日の学科には通学できない社会人や大学生等を対象とした、週末(土曜・日曜)開講の
「分析化学応用学科」を設置しています。この学科は、平日の学科で学ぶ専門分野を総合的に学べる
特徴もあります。また、週末だけの通学ですが、以下は平日の学科と同様です。

 ・2年間で卒業が可能
 ・毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・化粧品総括製造販売責任者の
  国家資格を卒業と同時に取得することが可能

このコースに在籍する学生は、高校を卒業後すぐに入学される方はもちろん、社会人の方も少なく
ありません。社会人の方は、現職でのスキルアップや技術職への転職を考えている方、事業拡大を
考えている経営層の方以外に、就職活動を見据えて技術力を高める目的で大学生も入学しています。
環境・材料・バイオ・食品・医薬品・化粧品・有機合成等について総合的に学ぶことができるので、
就きたい仕事の分野が決まっていない方が、学びながらその方向性を決めていくこともできます。
このように多様な目的に対応するため、このコースは学年定員20名の少数精鋭で開講しています。

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まずは、黒板を使って機器の概略や測定の方法、試料の前処理などを説明しました。
説明している非常勤講師のM先生は、長年、企業の分析のコンサルタントをされています。
そのため、企業で使われている分析技術やコツなども色々と教えてもらえます。

その後、実験室に設置してある分析機器を使って、さらに説明しました。
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この学科には、すでに企業に就職していて平日で働いている学生もいます。
学生が就職している企業は医薬品関係、金属材料関係など様々ですが、
その企業で使われている分析機器の使い方を細かく説明することで、
それぞれの学生に合わせた学びが深まっています。

少人数制だからこそ、学生一人一人に合った内容を説明・指導することに重点を置いています。


by バッテン