2017.06.02
今日の放課後、学生たちの様子を見に行くと、
机いっぱいにノートや教科書を出して勉強している学生が!
空いた時間をうまく活用している姿を紹介したいと思います。
写真左は命バイオ分析学科1年生のTさんです。
Tさんは、農業科の高校を卒業し、本校に入学した学生です。
高校時代は、発酵食品を作る実習もしていたようです。
そのため、将来は食品分野で活躍できる仕事に就きたいと考え、本校に入学をしました。
その仕事に就くという夢は持っていますが、本校で新しい知識を学び、
いろいろな先生と話をするうちに、他の分野への関心も高まってきていると話していました。
そのTさんが今取り組んでいるのは、資格の勉強です。
計画的に資格を取得するため、授業の終わった放課後に、勉強しているとのことでした。
目指している資格は、化学実験技能検定という資格です。
この資格は、授業や実験で日々学んでいる化学実験の知識を評価する検定試験です。
将来目指す分野は違っても、「技術職」や「分析職」での就職を志望する学生が
この検定試験に合格すれば、現在どれくらいの化学の知識を修得しているのかを
客観的に知ることができます。
また、就職活動時のアピール材料になるため、本校で取得を推奨している資格の1つです。
また、同じ写真で右側に写っているのは、Tさんと同じ学科のOさんです。
来週の月曜日から始まる定期試験に向けて勉強していました。
Oさんは、高校時代、文系のクラスにいました。将来は技術職に就きたいと考え、
分析技術を学ぶために本校に入学をしました。
そのため、化学を学ぶのは高校1年生の時以来とのこと!
本校では、高校の化学の基礎から授業をしていますが、放課後を使って
日々の授業ノートや配られる資料を見ながら、授業内容を丁寧に復習していました。
本校には、入学するまでに化学を勉強していなかった学生や、実験をしたことのない学生、
勉強はしていたけども昔のことではっきりと覚えていないという学生まで、
知識も経験もいろいろです。
しかし、将来は本校で学ぶことを活かした技術職に就きたいという想いは同じです。
本校では、今回紹介したTさんとOさんのように、同じクラスの中で、
同じ想いや目標を持った友達同志が、互いに刺激を与え合いながら取り組んでいる光景をよく見かけます。
このような環境の中で夢に向かって取り組めるのは、本校のような専門学校の特徴でもあります。
この環境を活かし、「技術職に就きたい!」という夢をストレートに叶えられるよう、
私たち教職員はこれからも応援し、サポートしていきたいと思います。
By かもみーる