2017.07.14
お昼に全国放送されているNHK総合の「ごごナマ」という
テレビ番組をご存知ですか?
実は今日、その放送の中で本校の名前が紹介されたのです!
一瞬でしたが、気付かれた方はいますでしょうか?(笑)
理由は、番組で紹介された炭酸風呂の作り方について
NHKより依頼を受けて監修をしていたからなのです。
実際の画面がこれです。右下に本校の名前が!!
「ちっちゃ!」と関西弁で突っ込みが来そうですね!(笑)
拡大するとこのように。。。
この番組は、平日の毎日13時05分から生放送されており、
月曜日から木曜日は東京から、金曜日は大阪から全国放送されています。
そのため、今日の金曜日は大阪放送局で制作されている
「ごごナマ 助けて!きわめびと」という番組でした。
そもそも、なぜ本校が監修をすることになったのかと言うと、
切っ掛けは、放送10日くらい前に本校へいただいた
NHK大阪放送局のディレクターさんからの電話でした。
電話では、
「7/14(金)の放送で炭酸風呂を紹介したいと考えています。
炭酸風呂に関する情報はいろいろありますが、放送するに当たり、
番組としてもお風呂のお湯に溶けている炭酸ガス濃度を実際に測定し、
化学的な視点から検証をしたいのです。そのような実験はできますか?」
という相談でした。
ディレクターさんは、化学の専門的な知識を必要とされ、相談するところを
探しておられました。そこで、NHK大阪放送局から近いところに
日本で唯一、化学と名の付く専門学校があることを知り、
電話をかけてこられました。電話を受けたのは、私ぽてとでした。
本校としても「分析化学」という看板を掲げている以上、
そのご相談にお応えしないという選択は無かったものの、放送される都合上、
日数が限られていたため、どこまで対応できるのかと不安もありました。
そしてここから一気にスピードを上げて話が進みます。
相談の上、実験室で検証実験をするよりも、実際のお風呂を使って、
ご覧になっている視聴者の環境に近い状態で測定することとし、
7月11日(月)のブログでご紹介をしたように、実際にNHK大阪放送局まで行き、
スタッフさん用のお風呂を使って実験をしました。
その時の写真です。
そこでは、
本当にお風呂のお湯の中に炭酸ガスが溶けているのか?
溶けているなら、どのくらいの濃度なのか?
溶かしてからの時間と濃度の関係はどのようになっているのか?
重曹とクエン酸を混ぜる適切な量はどのくらいなのか?
などを明らかにするため、一緒に検証実験を行いました。
他にも、視聴者へ伝えるならば、どのように表現すれば良いか、
質問が来た場合の対応なども打ち合せを行いました。
そして今日の放送日となりました。
MCの藤井隆さんが実際に炭酸風呂を作っておられました。
真ん中の白衣を着ておられるのは、本校の講師ではなく、
今回のテーマである炭酸入浴法を解説されていた先生です。
お湯に入れるクエン酸と重曹も分かりやすく綺麗な容器に入れて
準備されていました。
先日、お伺いした際は、無造作に置かれていた浴そうも
今日の本番ではきっちりと役割を果たしていました!(笑)
放送が終わり、実際にご覧になった方々に分かりやすく伝わっていれば
いいなと思っていた夕方、ディレクターさんより、
「放送を終え、問い合わせもたくさんいただいています。
ありがとうございました。
また、このようなテーマの時には、ご相談させていただきますので、
よろしくお願いします。」
と、お礼の電話と、その後の反響についても教えていただきました。
このように直接出演をしている訳ではなく、裏で協力することは
これまでにも多くありました。
\地味にスゴイねん!/と、今年から新たに打ち出している通りです。
これまでのメディア協力などは、こちらにまとめています。
ご覧ください。https://www.bunseki.ac.jp/media/
次はどのような依頼が来るでしょうか。楽しみですね。
by ぽてと