2017.07.06
今日は嬉しい内定報告です。
内定をしたのは、生命バイオ分析学科2年生のHさん(写真右側)です。
大阪にあるジェネリック医薬品を扱う企業の品質管理職として内定をいただきました。
Hさんに感想を聞くと、
「受験する企業は、慎重に検討をして決めました。
希望する分野の企業で技術職として採用いただき、嬉しいです!」
と、いつも以上に良い素敵な笑顔で話していました。
ここに至るまでに、Hさんは希望する分野での就職を目指して
準備と対策をしてきました。
特に、応募する企業選びは、本人が話すように慎重に行っていました。
そのように慎重に取り組んだ理由は、大学進学をしてから本校に入学した経緯が
関係していました。
Hさんは、本校へ入学する前に理系の国立大学へ進学していました。
その時から技術職に就きたいという想いを持っていましたが、
実際に大学へ進学してみると、思っていたような専門的な科目がなく、
このまま進級をして、本当に自分が求めている知識や技術を
身に付けられるのだろうかと不安になりました。
その経験があり、今回の就職という選択では、
後悔することのないように決めたいと考え、慎重になっていたのです。
Hさんは、本校へ入学後も自治会という組織に入り、
いろいろなことに積極的に取り組み、活躍しています。
下の写真は、自治会の本部委員会の2年生です。
左から2人目にHさんもいます。
自治会の様子はこちらからご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20170511
企業からは、分析技術を持っていることだけでなく、
そのような学校生活を過ごしている前向きな性格も評価されて採用されました。
つまり、「今のHさん」を評価いただいた結果であり、
Hさんが就職活動をする際に心配していた、
大学から本校に途中で進路変更をしたことは何も影響していません。
本校には、高校を卒業してすぐに入学する学生もいますが、
それ以外にも、浪人、大学生、社会人などいろいろな経歴を持った学生が
毎年3~4割入学してきます。
それぞれ不安もありながら、夢や目標を持っていますので、
今回のHさんのように、夢に向かって新たな一歩を踏み出せるよう、
今後も教職員一丸となってフォローしていきたいと思います。
改めてHさん、おめでとー!
By ぽてと