2017.07.14
本日は、化学やバイオの基本的な実験技術を学ぶ1年生の「基礎化学実験」
の様子をお伝えします。
まず1つ目のグループは、溶液のpHを測定するpHメーターの
原理と取り扱い方を学ぶ実験に取り組んでいました。
真剣な表情で実験に取り組んでいますね!
pHメーターは、企業や大学の開発・研究でもよく使われている分析計です。
そのため、今回の実験は、今後社会で分析化学者として活躍するために、
避けては通れない実験です。学生たちは、積極的に質問をして、
とても大事なpHメーターの原理や取り扱い方を習得するようにしていました。
2つ目のグープは、衛生試験法による微生物検査の実験に取り組んでいました。
こちらも真剣な表情で実験をしています。
今回の実験では、本校のすぐ側を流れている大川の水をサンプリングし、
その水の中の微生物の検査を行っていました。
この実験では、微生物の培養についての基礎知識や滅菌方法など、
微生物を扱うために必要な知識と技術を身につけることができます。
1年有機テクノロジー学科のT君(写真右)は、
「今まで見たことのない機器を使ったので、とても印象に残った実験になりました。」
と感想を伝えてくれました。
そして、3つ目のグループは、医薬品に用いられているアセチルサリチル酸
についての実験に取り組んでいました。
今回は以前学生たちが合成したアセチルサリチル酸が実際に合成できているかの
確認とその純度について調べていました。学生たちは皆で協力しながら、
楽しそうに実験をしていました。
基礎化学実験を終えた学生たちからは、
「実験のレポートをこれから作成するので、今日の結果をしっかり図や表にまとめて、
考察をしたいと思います。」
といった感想が聞けました。
学生たちの実験に取り組む姿勢や実験技術を着実に身につけていく姿を見て、
私しろいるかは、今後の学生たちの成長がとても楽しみになりました。
学生の皆さん、これからもその姿勢を続けて、さらなる実験技術の向上を目指してください!
そのために我々教員も全力でサポートしますね!
By しろいるか