せんせのブログ

技能士(化学分析)3級の試験を実施、そして偶然の再会!

2017.07.15

本日、国家資格「技能士(化学分析)3級」の
実技試験が本校を会場として実施されました。
技能士は働く上で必要な技能の修得レベルを検定し、
一定レベル以上の技能をもつ者に対して資格を付与されるものです。
「技能士(化学分析)」の1級や2級を受けるためには、
本校を卒業したことや、実務経験があるということを
必要としますが、3級は本校在学中でも受けることができます。

実技試験では本校の教員が検定員として
試験監督を行います。
また、我々の他に外部からの検定員として
大阪府立堺工科高校のK先生にもお越しいただきました。

試験開始前に偶然の出来事がありました。

スリーショット.jpg

写真の真ん中は土曜日に開講している「基礎化学講座」に
出席していた有機テクノロジー学科1年のHくんです。
Hくん、実は堺工科高校出身で、
高校2年、高校3年の時にK先生の授業を受けていたそうです。
K先生もHくんのことをよく覚えていて、久々の対面に
とても楽しそうに話していました。
写真の左からK先生、Hくん、そして現在Hくんの
担任をしているしろいるか先生という貴重なスリーショットを
撮らせていただきました!

K先生は、

「高校時代、彼はそんなに勉強が好きではないかな、と
 
感じていましたが、こんなに楽しそうに勉強を頑張っている
 
姿を見れて、とても嬉しいです。」

と喜ばれていました。

Hくんは

「本校に入学してから、勉強や学園祭などの学校行事と
 
とても楽しめています!来年はぜひ技能士を受けてみようと
 
思っています!」

と力強く話してくれました!

高校時代のHくんと現在のHくんを
それぞれの先生が情報交換できる貴重な場面でした!


技能士の実技試験では、中和滴定や定性分析実験など、
本校の1年生の時に行った実験とほぼ同じ内容で出題されます。

T君.jpg

試験終了後、今回の試験を受けていた
有機テクノロジー学科2年のTくんに話を聞くと、

「今日の試験は1年生のときにやった実験がとても
 
役に立ちました。試験のために復習をしてきていたので、
 
できたと思います。」

と、少し余裕を感じられるコメントでした。

技能士の試験は実技試験と筆記試験があり、
明日は筆記試験があります。
筆記試験も本校が会場です。
今日は集中して疲れたかもしれませんが、
明日もがんばりましょう!

by アメフト