せんせのブログ
実験から多くのことを学んだ学生たち!
2017.07.27
本日は、生命バイオ分析学科と健康化学分析学科の1年生が、
「定性分析実験」をしていました。
4月から始まった実験は3か月経過して、今日が「定性分析実験」の
最終日でもありました。
実験を終えた仲良し3人組です!
皆、何か自信を得た清々しい表情をしています!
今日でひと通りのカリキュラムを終え、
学生たちは皆、この実験から何かを得たようです。
それは、このブログの後半で紹介しますね。
下の写真は、実験中の様子です。
「定性分析実験」では、対象とする溶液の中に何の金属が溶けているかを分析します。
取り組む内容は、国家資格の「化学分析技能士」の実技試験でも出題されており、
資格取得対策にもなっています。
このように資格とリンクしているのが、本校のカリキュラムの特徴でもあります。
また、本校は化学分析技能士の資格試験の実技試験会場となっており、
先日も実技試験が実施されたところです。
化学分析技能士の実技試験の様子は、コチラをご覧ください。
1年生は、この実験で基本的な実験操作技術や試薬の取り扱い方
について学んできました。
本校に入学するまでに化学をしっかり学ぶ機会がなかった学生も、
最終日ともなると、下の写真のようにテキパキ実験に取り組んでいます。
私しろいるかも安心して見ていられる程、
学生たちの実験操作技術や試薬の取り扱い方は向上しています。
こちらの健康化学分析学科のKさんは、入学当初から資格取得に熱心な学生ですが
実験終了後に感想を聞くと、
「定性分析実験から分析化学の基本と大切さを学びました。
また、これまで多くの実験をしてきたので、実験の技術にも少し自信がつきました。
今日で実験は終わりですが、化学分析技能士の資格にも来年は
挑戦したいと思います!」
と答えてくれました。
また、1年生命バイオ分析学科のFさん(写真右)に話を聞いてみると、
「楽しく実験ができたことが一番よかったです。
皆と協力しながら実験を行えたので、実験技術だけでなく、
協調性も養うことがでたように思います。」
と話してくれました。
「定性分析実験」を通じて、学生たちは分析化学の楽しさ、
大切さを学びました。また、社会に出てからも大事になる
協調性も養われ、1つ大きく成長していたのです。
そしてなにより、実験の回数を重ねたことで、「できた」という経験が
自信にもつながっていました。
これからも将来の分析化学者を目指し、1つずつ階段を登ってもらいたいと思います。
学生の皆さん、「定性分析実験」で得たことを、後期の実験でもぜひ活かしてください!
8月からは夏期休暇に入りますが、9月から始まる実験でも
われわれ教員が全力でサポートしますね!
By しろいるか