日本分析化学専門学校

連日本校には、嬉しい就職内定の知らせが届いています。
今日は生命バイオ分析学科のＨ君(写真左側)が
医薬品を扱う企業に内定しましたのでお伝えします！

Ｈ君が内定した企業は、医療用医薬品や動物用医薬品、化粧品などの
研究開発から生産までを行っておられます。
「医薬品や化粧品に関わる仕事がしたい」という思いをもって
本校に入学してきた学生ですので、その夢が叶いました。
この企業では本校の卒業生が多く働いています。
先輩達と一緒に活躍するＨ君の姿を今から想像すると、
私たち教員も楽しみな気持ちでいっぱいです。

今の気持ちを聞いてみると
「興味のある医薬品分野の企業で、小さい頃から好きだった
　ものづくりに携わる仕事に就けることが決まって嬉しいです。」
と、笑顔で話してくれました。

Ｈ君がこの分野に興味を持った理由として、お兄さんの存在がありました。
実は、Ｈ君のお兄さんも本校を３年前に卒業し、現在は医薬品関連の企業で、
分析技術者として活躍しています。
そういった身近なお兄さんの存在を見ていたことも、Ｈ君が医薬品関連の企業で
働きたいと思うきっかけの１つになっていたのです。

本校にはＨ君のように、兄弟で入学し、共に分析化学の分野で技術者として
活躍しているケースもあれば、親子で入学されているというケースも
最近は増えています。兄弟でも親子でも、身内を続けて本校に勧めていただく
ということは、信頼の証としてこれ以上ない評価であると感じています。
その上で、今回のＨ君が内定したことを本当に嬉しく思います。
働く企業はお兄さんと違っても、同じ医薬品分野で働くこととなります。
これからは互いに切磋琢磨して活躍してくれるものと思います。

Ｈ君に、改めて就職活動を振り返ってもらうと
「自己分析と何事も積極的に取り組む気持ちが大切だったと思います。」
と話していました。
Ｈ君は日頃の授業や実験はもちろんのこと、
国家資格の取得やスポーツ大会、学園祭(分化祭)などの学校行事にも
全力で取り組んでいました。


（この写真は、昨年のスポーツ大会の様子で、
　Ｈ君のいる生命バイオ分析学科のクラス集合写真です）

そんな姿を入学時から傍で見守ってきた担任のミジンコ先生(写真１枚目右側)は、
「Ｈ君の入学時からの夢がかなって本当に良かったです。
　Ｈ君はスポーツ大会や学園祭(分化祭)などでも、
　クラス全体を盛り上げてくれていたことが印象に残っています。
　残り半年もＨ君らしく、頑張ってほしいと思います。」
と１年半を振り返りながら、とても喜んでおられました。

このような瞬間に立ち会えることは私たち教員にとっても本当に嬉しいことです。
Ｈ君に残りの学校生活の目標を聞くと、
「するべきことにはしっかり取り組み、時にはリフレッシュしながらメリハリをつけて、
　最後の学生生活を有意義に過ごしていきたいです！」
と力強く伝えてくれました。

卒業するまでにしっかりと分析技術の基礎を身に付けて
お兄さんを追い越し、立派な技術者として活躍することを期待しています。
Ｈ君、おめでとう！

By　かもみーる