2017.07.29
分析化学応用学科2年のNくん(写真右側)と担任のバッテン先生が笑顔でツーショット!
この笑顔の意味は・・・Nくんが入学目的である就職内定を達成したのです。
理系大学を卒業したものの、希望する化学分野への就職が叶わなかったNくん。
そんなNくんが化学を学び直し、化学分野への就職を叶えたいと思い入学した
分析化学応用学科とは、どのような学科なのでしょうか。
まずは、分析化学応用学科について、ご紹介します。
本校には、平日に通学できない方を対象とした土曜日・日曜日開講の「分析化学応用学科」
があり、技術職への就職や転職、現職でのキャリアアップやスキルアップ、勤務先や
自ら経営する企業の事業拡大に必要な国家資格の取得などの様々な入学目的を持った
学生が在学しています。
このように多彩な入学目的を持つ学生に対応するため、分析化学応用学科は、1学年
あたりの定員を20名とする少数精鋭で開講しています。
また、土曜日・日曜日の通学で、平日の学科と同様に2年間で卒業することができ、
毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・化粧品総括製造販売責任者の国家資格
も卒業と同時に全員が取得することができます。
アスベストやダイオキシン類などの環境分析を行っている企業から内定をいただいた
Nくんに感想を聞くと
『入学目的である就職内定を達成でき、本当にうれしいです。それと同時に、これまで
マンツーマンで就職指導をしてくださった担任のバッテン先生に感謝の気持ちでいっぱい
です。また、学校求人があったことも内定につながった要因だと思うので、学校にも
感謝しています。』
と話してくれました。
分析化学応用学科は少人数制なので、履歴書の書き方・自己アピールの仕方・面接試験
対策などの就職指導は、担任を中心に個別に行います。
(Nくんが担任のバッテン先生から個別指導を受けている様子はこちらから)
個別指導なので、各々の悩みや不安に寄り添いながら、各自のペースに合わせた指導が
きめ細やかにできます。
加えて、開校以来、多くの企業様と信頼関係を築いてきた本校には、「本校の学生が
ほしい」という企業様から、本校学生のみを対象とした求人(これを学校求人と呼んで
います)が届きます。
本校学生のためだけの求人ですから、一般的な求人と異なり、内定に至る可能性も高く
なります。
このように個別指導が受けられる点や学校求人が届いてくる点は分析化学応用学科や本校
の魅力と言えます。
Nくんからはさらに
『就職指導だけではなく、様々な面で個別に指導をしてもらえました。そのおかげで、
大学の時よりも化学を理解できるようになり、豊富な実験で技術力が身に付き、資格
取得にも挑戦できました。こういった1つ1つが自信につながり、入学当初よりも
自発的に行動できるようになったと思います。自分自身を変えることもできたので、
本当に入学して良かったと思います。』
とうれしいコメントも聞かせてくれました。
入学から1年半の間に大きく成長したNくん。本日も授業や実験に積極的に取り組んで
いました。
授業ではきちんと板書を写しながら、真剣に説明を聞いていました。
本日の実験では、熱による物質状態の変化を測定する装置を使いました。実験でも自ら
進んで操作を行い、技術修得に努めていました。
(写真中央で装置に試料を載せている学生がNくんです)
本校に通うのは残り半年余りですが、卒業研究などを通して、さらに成長していくことと
思います。
そんなNくんの様子を、今後もお伝えしていきますので、お楽しみに!!
by みなと