2017.08.01
本日は、大阪府立農芸高校1年生の皆さんを本校に迎えて、
「職業体験バスツアー」による体験実験会を実施しました。
最初の写真は、実験中の様子です。白衣を着た生徒の皆さんは、
みんな笑顔で、元気いっぱいでした!
このバスツアーは、大阪府専修学校各種学校連合会主催の
「OSAKAジョブミュージアム 職業体験バスツアー」という企画のひとつで、
高校生が進路選択を行うための職業体験として、
専門学校ならではの様々な分野の体験をするというものです。
本校でも、毎年多くの生徒さんを受け入れております。
早速白衣に着替えてもらうと、
「白衣だー」とちょっと感動する生徒さんもいました。
そして実験に移る前に、同校の卒業生である資源分析化学科2年のU君に
後輩に向けて一言挨拶をもらいました。
「進路選択も大変だと思うけど、今日は、本校で
実験を楽しんでいってください。」
とちょっと緊張気味のU君でしたwww
いよいよ実験です。
本日は次の3つに実験を行いました。
・ジュースからDNAを取り出そう!
・分析化学で君もマジシャン!
・花火を作ろう!
すべての実験で、普段身近にあるような食品や製品に使われていたり
含まれていたりするものを使用して行っています。
つまり、そういった身近なものが実は、
化学やバイオとつながっているんだという事を
実験を通じて実感できます。
実験を始めると、生徒さんは、時折「おお」と声を上げたり、
変化をジッと見つめたり、カメラに気付くとポーズを撮ってくれたり(笑)
みんな笑顔で取り組んでいました。
すべての実験終了後に、化学の楽しさや、
分析化学がどれくらい世の中を支えて我々の生活に関わり、
我々の未来を作っているかということについて、
お話しました。(下の写真)
最後のアンケートでは、
「実験が楽しかった。」
「こんなに身近に化学があるとは思わなかった。」
「化学は苦手だったけど、好きになりました。」
などなど、嬉しいコメントもたくさんいただきました。
本日の体験を通じて、今後、化学やバイオに関する様々な職業について、
意識してくれると嬉しいです。
「分析化学」という分野は、なかなかどのようなものなのか伝わりづらいこともあり、
今回のようなバスツアーは、
「分析化学とは、どんな事を勉強し、どんな技術を身に付けることが出来るのか?」
「卒業後、いったいどのような仕事に携わるのか?」
ということなどを、明確にお伝えできる大切な機会だと思っております。
化学の楽しさを広めることも、日本で唯一の化学と名の付く専門学校の努めと
思っていますので、今後も化学を楽しいと思える人を増やすべく
我々も頑張っていきます!
by ましおか