2017.08.15
本校学生は8月2日から夏期休暇に入りましたが、
本日は生命バイオ分析学科の2年生が、卒業研究の
事前準備に来ていたので、その様子をお伝えします。
本校では、学生は1年生の前期から実験主体のカリキュラム
を通し、実践的な技術・知識を学びます。
そして、2年生の後期になると、それまでに学んだ事の
集大成として、卒業研究に取り組みます。
本校の卒業研究では、学生はチームを組んで卒業研究に臨み、
社会人基礎力の一つである「チームで働く力」を身に付けながら、
研究を進めます。
実際に卒業研究の実験を行うのは9月からですが、実験で
使用する機器の説明を受けるために、ましおか先生が担当する
卒業研究のチームの学生が本日は来ていました。
彼らが行う卒業研究は、「においに関する研究」です。
実験室では、卒業研究で使う装置や器具について、
ましおか先生が説明をしていました。
ましおか先生や学生が手に持っている緑色の筒は、
サンプルの採集で使う器具です。
このチームは、株式会社島津製作所製の
「におい識別装置」を用いて研究を行います。
どんなにおいについて調べるのか聞いてみると、
「私達が口にする飲料製品のにおいについて調べようと考えています。
具体的にどんな飲料にするかは、みんなでこれから話し合っていきます」
と、語ってくれました。
説明を受けた後は、サンプル採集に必要な器具の洗浄も
行っていました。
「今からしっかりと準備して、後期の開始と共に良いスタートを
切りたいです!」
と、後期が待ちきれない様子で意気込みを語ってくれました。
卒業研究は、それまで学んできたことの集大成です。
しかしそれと同時に、 新たな技術、データのまとめ方や発表の仕方を
学ぶ機会でもあります。
チームで協力して、様々なことを経験し、
良い卒業研究になることを期待しています。
by テノール