2017.08.30
今日は、「危険物取扱者(乙種4類)」の試験を
本校において実施しました。
「危険物取扱者」とは、消防法で規定されている化学薬品などの
危険物を取り扱うために必要な国家資格です。
例えば、消毒に使われるエタノールなどのアルコール類も危険物に含まれます。
化学やバイオの分野において、技術職での就職をするために
重要となる資格ですので、本校でも危険物取扱者は取得を
推奨している資格の1つです。
本来、危険物取扱者の資格を取得するためには、
都道府県毎に実施される一般試験を受験する必要があり、
大阪では年間5回の受験機会があります。
しかし、昨年度から、危険物取扱者試験を実施している
「一般財団法人消防試験研究センター」のご協力を得て、
本校の学生のみを対象として、一般試験とは別の特定試験として
実施しました。
今日は多くの学生が受験しました!
普段授業を行っている教室が試験会場ということで、
リラックスした表情の学生も見られます。
試験を目前に、
勉強をしている1年生資源分析化学科Tさん(右)に話を聞くと、
「危険物取扱者は、色々な企業で推奨されている資格だと
聞いたので、頑張って絶対に合格したいです。」
また、同じく資源分析化学科Oさん(左)は、
「学校が会場なので、思ったよりも緊張していません。頑張りたいです。」
と、気合十分な声がきけました。
試験後にも話を聞いてみました。
「今まで勉強した成果は出せたと思います。
きっと良い結果が出ると信じています。」
「問題集で勉強してきたので、自信をもって試験を受けられました!
結果が出るのを楽しみにしています。」
「初めてたっだので問題が解けるか不安でしたが、予想以上にできました。」
と、様々な声が聞こえました。
本校では、いろいろな資格を取得するために、
普段の授業とは別に、対策講座を開講していますが、
そもそも普段の授業も化学に関する科目が多く、
今回の危険物取扱者の乙種第4類に関わる内容も取り扱っています。
そのため、普段の授業を受けているだけでも、実は対策ができているのです。
そして、夏期休暇の始まる前には、さらに対策として
練習問題プリントが、担当科目の先生から「学生への愛」とばかりに、
大量に配られていました!
学生のみなさん、資格取得は学生の内にたくさん目指しましょうね!
我々教員からもフォローをするので、資格試験の機会を逃さず、
将来の分析化学者を目指すためにも、
どんどんチャレンジして欲しいと思います。
by テノール