2017.09.07
8月から始まった夏期休暇は、あと数日で終わり、
9月11日(月)からは、後期の授業や実験が始まります。
その中、図書やパソコンを設置しているコミュニケーションルームに
勉強をしている学生の姿が!
下の写真は生命バイオ分析学科2年生のIさんです。
家で勉強すると自分のペースが保てないということで、
学校で勉強をするために、登校していました。
Iさんは、鳥取県の出身で、既に地元の食品会社から
品質管理職として内定をもらっています。
勉強をしているところをお邪魔して、
「最近の大阪での生活はどう?」
と聞くと、
「大阪に来た当初は、人の多さに戸惑いましたが、
さすがに今は慣れました。でも、スーパーに食材を買いに行き、
どの野菜を買おうかと悩んでいると、
近くの知らないおばちゃんに、いきなり話しかけられて
鮮度の良い野菜を勧められたりするのは、大阪だなと思います(笑)」
と、大阪での生活を楽しそうに話してくれました。
Iさんが本校に入学するまでには、いろいろと悩む時期がありました。
高校を卒業した後、何を目指せば良いかが分からず、
数年間、悩みながら何となく大学進学を考えていました。
その中で、自分が好きなことは何かと考えると、
「実験が好きだ」ということに気付きました。
これを活かしたいと考えるようになりました。
そして、高校を卒業して数年間のブランクがあったことにも不安を感じていましたが、
本校を知り、見学に来て、「技術を身に付ければ大丈夫」と感じ、
入学を決めたのです。
また、入学してからは、これまで消極的だった自分を少しでも変えたいと
課外活動にも積極的に参加しました。
入学当初から、環境委員会に入り、いろいろな活動に参加しています。
今では、2年生で後輩を指導する立場にもなり、
先月の8月中旬に行った環境委員会の道頓堀川水質調査でも
活躍していました。下の写真の前列中央がIさんです。
道頓堀川水質調査の様子は、以下のブログをご覧ください。
8月16日:13年続く、道頓堀川水質調査!!
8月17日:先輩から後輩へ~道頓堀川水質調査2日目~
実験が好きなことを活かして、将来の分析職という仕事に繋げるだけでなく、
学校生活を通して、大きく成長しているなと感じます。
今回紹介したIさんだけでなく、同じように成長している学生は数多くいます。
後期もさらに成長できる場面や機会があると思います。
全てがうまくいくことばかりではないかもしれませんが、
その経験は将来に必ず役立ちます。
後期も充実した学校生活を送り、
技術だけでなく、人間面でも成長を続けてもらいたいと思います。
By ぽてと