2017.09.27
本日は第42回化学実務駅伝を実施しました!
化学実務駅伝とは、本校で年に3回実施している行事で、
本校の卒業生が活躍している企業にお越しいただき、
全学生に対し講演をしていただきます。
前回ご講演いただいた企業から、今回ご講演頂く企業へバトンを繋ぐように
来ていただいていることから、「駅伝」と名付けられています。
第42社目としてお越し頂いたのは、
株式会社Dear Laura、人事部のK様(写真左)と、
本校卒業生で生命バイオ分析学科32期生のT様(写真中央)です。
T様が在学時に担任をしていたぽてと先生(写真右)も加わり、
3人で写真を撮らせていただきました。
株式会社Dear Lauraは創立20周年を迎えた、大阪を拠点とする化粧品会社で、
ネイルカラーやアイプチなどの商品を製造し、
全国のドラッグストアやディスカウントストアなどで販売しています。
もしかしたら、「この商品知ってる!」という方もおられるのではないでしょうか?
T様は現在、企業のR&D部(研究開発部)で、
アイプチの商品開発に携わっておられます。
講演では、化粧品が商品化されるまでの流れや、
製品試験などの話をクイズを出しながら、
わかりやすく説明いただきました。
他にも、学生時代に進路選択で悩んでいた話や就職活動の話なども
していただきました。
高校生の時のT様は、
「将来は化粧品関連の企業で働きたい!」という夢を持っておられました。
でも、化粧品の研究開発職に就くためには、
大学へ進学しなければいけないと考え、本校へは大学編入学を意識して
入学されました。
しかし、本校へ入学すると大学へ進学せずとも、
化粧品の研究開発に携われることを知り、担任のぽてと先生とも相談をしながら
就職という進路を選ぶことにしたとのお話でした。
その結果、現在は、化粧品の研究開発の仕事に就き、
夢を叶えられていることに喜びを感じているようでした。
学生からの「一番の仕事のやりがいは何ですか?」
という質問に対しては、
「自分が開発に携わった商品が世に出回り、
お客様がその商品を使って幸せになってくれること。」
と話されていました。
上の写真は、在校生が質問をしている様子です。
他にもたくさんの質問が出ましたが、T様は1つずつ丁寧に答えて下さりました。
T様が在学時に担任をしていたぽてと先生は、講演の様子を見て、
「今日はTさんの成長した姿を見れて、とてもうれしかったです。
発表も学生に分かりやすく伝えるためには、どうすればよいかと、
しっかり練って準備されていることも伝わってきました。
感動しました!」
と、とても喜んでいました。
また、化粧品を扱う企業に内定している2年生からは、
「今日の話はとても参考になりました。
早く働きたいという気持ちになりました!」
という感想も聞けました。
今回の化学実務駅伝を通して、先輩からいただいたメッセージは、
在校生にとって、とても良い刺激になったと思います。
最後に、本日忙しい中、お越しいただいた株式会社Dear Lauraのみなさま、
誠にありがとうございました。
By アメフト