2017.10.10
今日は、嬉しい報告が2つありました。
資源分析化学科 2年のHくんと生命バイオ分析学科 2年のMくんが内定したのです!
資源分析化学科 2年のHくん(写真右)と、担任でありグループ指導
担当でもあるせんぱい先生。
喜びが顔いっぱいにあふれていますね。
生命バイオ分析学科 2年のMくん(写真左)とグループ指導担当のましおか先生。
こちらは、来春4月からの意気込み十分な一枚です。
本校は、就職指導のサポートとして「グループ指導」というシステムを取り入れています。
グループ指導とは、学生が「この先生に就職指導を受けたい!」という教員を指名し、
その教員のもとで個別の就職指導を受けることができるという、本校独自の就職指導です。
一人の教員が数名の学生の就職指導を受け持つため、教員とほぼマンツーマンで
指導を受けることができ、自分の夢に向かって頑張ることができるのです。
写真のHくんとMくんも、このグループ指導担当の先生方と2人3脚で今回の
内定を頂くことができました。
実はHくんとMくん、同じ企業から内定を頂いたのです。
内定をいただいた企業は、接着剤、塗料、繊維、化粧品、新素材といった
合成樹脂を開発・製造する会社です。
現在、企業では大学生や大学院生も採用されていますが、
分析を主とする現場では、分析をしっかりと学んだ人材を採用したいと、
いう企業も少なくありません。
特に近年、このように分析技術に着目した企業からの求人相談を
頂くことが増えました。
理由は、大学に入学しやすい時代になった中で、何となく大学で
勉強をしてきた人よりも、専門学校で必要な知識をしっかりと学び
企業の求める技術の基礎を身に付けた人を採用したいと考えておられる
からです。
今回内定を頂いたHくんは、短期間で技術が修得でき、多くの機器の
取り扱いを学ぶことができる本校に魅力を感じて入学を決めた学生の一人です。
今回の内定は、企業が求めるニーズと本校の教育内容がマッチした結果と
言えるかもしれません。
内定の知らせを受けた時、Hくんは
「まだ内定を頂けたということに実感がわきません。
きっと、これからゆっくりと嬉しさを実感していくのだと思います。」
と、彼らしいコメントをくれました。
そんなHくんの隣で、せんぱい先生は
「模擬面接も、回を重ねるごとに良くなっていきました。何事にも真面目に
一生懸命取り組むHくんの良さが、実を結んだ結果だと感じています。」
と、一足先に喜びを噛みしめている様子でした。
実はHくん、会社の方からも面接態度をほめていただいていたのです。
グループ指導で模擬面接を重ねたからこそ、自信を持って面接に臨めたのですね。
一方、Mくんは面接を振り返って
「自分を活かせそうな会社に出会ったと思いましたが、
面接でとても緊張したので自信がありませんでした。
内定の連絡を受けて、嬉しいと思うと同時にとてもびっくりしています。」
と、終止笑顔で言っていました。
そんなMくんの隣には、内定の報告にかけつけてきたましおか先生の笑顔もありました。
同じ企業から内定をいただいた2人は学科が違っていたため、
今までなかなか話をする機会が少なかったようですが、
この就職試験を機によく話すようになったそうです。
内定の知らせを受け取った後も、それぞれが
「Hくんは(Mくんは)どうでしたか?」
と、相手を心配する姿も見られました。
春からは同期として、同じ会社に勤めます。
「同じ学校で学んだ同士がいると思うと、心強いです!」
と、これまた同じ言葉を話してくれました。
2人に今後の目標を聞いてみると、
「現在グループで取り組んでいる卒業研究を納得のいくものに仕上げたい。」
「新しい資格に挑戦していきたい。」
ということでした。
残り数ヶ月の学校生活を思う存分楽しみ、
さらに充実したものにして欲しいと思います。
それぞれの学科で学んだことを活かして、春から頑張ってください!
いつまでも応援しています。
改めて、内定おめでとう!
By ぷぷ