せんせのブログ
仲間と共に進めていく卒業研究!
2017.10.03
本校では、1年生のうちに分析化学の基礎を学び、
実験器具や分析装置の扱い方などの実験技術を身に付けます。
そして、2年生になると各学科の専門的な実験を前期で行い、
それらの集大成として、後期に少人数の班に分かれて卒業研究を行います。
後期の授業が始まって3週間過ぎ、2年生の卒業研究も、
そろそろ実験結果が出始めてきます。
本日は、実験結果をノートにまとめ、今後の実験について
話し合いをしている様子を紹介します。
卒業研究の成果は、最終的に卒業論文としてまとめられるので、
実験結果を正確に記録しておくことがとても大切です。
上の写真は、生命バイオ分析学科の2年生が、
卒業研究の班員同士で実験結果を確認しあい、ノートにまとめているところです。
班ごとに卒業研究を進めていくため、個人で別々に実験の記録をつけるだけでなく、
班員の間で記録に誤りが無いかを確認することも大事なことです。
生命バイオ分析学科2年のGさん(上写真右端)とAさん(上写真右から2番目)に、
実験ノートを見せてもらい話を聞いてみました。
実験結果が表にまとめられており、分かりやすく書かれています。
「卒業研究を始めるときに、先生に実験ノートの付け方を
改めて確認してもらいました。
数値をただ書き留めるだけではなく、
他の人に見せて分かりやすいノートにすることが
最後にまとめる時に、自分にとっても見やすくなり
とても大切だと教えてもらったので、丁寧に書くようにしています。」
と、教わったことを大切に守り取り組んでいるようでした。
その後、担当のぷぷ先生と学生との話し合いが始まりました。
この班はお茶に含まれている成分について研究しているので、
予備実験を終えて、改めてどんなお茶について調べていくのか、
どの成分に焦点を当てていくのかなど
これからの研究の方向性を話し合っていました。
学生からは、調べたいお茶の種類や、行いたい実験の内容など、
活発に意見が出て、白熱した議論が展開されていました。
卒業研究は、あと4か月程続きます。
これからも、それぞれの研究班ごとによく話し合い、
担当の先生とも協力しながら頑張ってほしいと思います。
by テノール