2017.10.12
今日は、1年生の定量分析実験を行いました。
前期は、基礎化学実験で器具の操作方法や、
定性分析実験で基礎的な試薬の反応を学びました。
少し応用となる定量分析実験でしたが、学生は皆楽しそうに実験をしていました。
写真は、1年 有機テクノロジー学科のH君(写真左)と、資源分析化学科のA君(写真右)です。
私が担当をする、キレート滴定に取り組んでいました。
キレート滴定では、銅やアルミニウム、マグネシウムなどの金属を定量します。
A君が実験の感想を話してくれました。
「自分たちの身の回りにある金属を分析できるので、とても楽しいです。
実験は、失敗することもあるけど、そのぶん操作が上手くいったときは、
とても嬉しいです。」
他の学生も、身に付いた技術を実感しているようでした。
下の写真は、1年 資源分析化学科のI君です。
「ホールピペットを使った操作は、実験を重ねるごとに慣れてきました。
入学した当時は、難しく戸惑うこともありましたが、
今では、スムーズに操作できるようになりました。
高校から実験が好きで入学したので、
沢山の器具や機器に触れることができて、とても楽しい毎日を送っています。」
楽しそうに、実験に対する思いを語ってくれました。
実験を担当していたのは、私だけではありません。
アメフト先生の担当した重量分析実験の様子も紹介しますね。
「るつぼ」という器具を使って、液体の中に溶けている鉄の量を測定する実験です。
実験をしていた写真中央の1年 資源分析化学科 Tさんが、
感想を聞かせてくれました。
「チームワーク力が高く、スムーズに実験を進めることができました。
前期で培った実験操作方法が活かせ、操作が早くなりました。
授業の定量分析法で学んだことを、実際に実験で取り組めたので、
理解が深まりました。実験がとても楽しいです。」
と話してくれました。
前期に基礎的な技術をしっかりと身に付けた結果が、
後期の実験で活かされていると思います。
卒業までは、まだ1年半あります。
さらに成長していく姿が楽しみです。
byせんぱい