2017.11.02
今日も嬉しい内定報告です。
生命バイオ分析学科、2年のTさん(写真左側)が、
医薬品の分析職として内定しました。
下の写真は担任のミジンコ先生と一緒に喜びの1枚です。
就職活動を始めた頃は、どの分野の企業を受験しようかと悩むばかりで
積極的に動けてはいませんでした。でも、先生との面談をしながら、
どのような仕事に就きたいのか、将来を改めてじっくりと考え、
今回の採用試験に挑みました。
Tさんは、
「正直、ほっとしています。でも、好きな実験が仕事になるので、
がんばりたいです。これからの卒業研究でもさらに技術を磨いて
4月からの仕事でも活かしたいです。」
と、嬉しい気持ちを抑えながらしっかりと話してくれました。
担任のミジンコ先生は、
「入学した時は、めちゃくちゃ喋るタイプでもなく、おとなしい印象の
Tさんでした。でも、就職活動を始めるようになり、徐々に変わって
きました。これまでの自分自身をしっかりと振り返り、
少しずつ自信もつけていったと思います。そして実験が好きで、
分析職で働きたいという気持ちが企業の方にも伝わったのだと思います。」
今回の採用試験で、初めてTさんが企業を訪問した際の話ですが、
ちょっと集合時間よりも早く着きすぎたなと思ったTさんは、
建物の外の目立たない場所で時間になるまで立って待っていました。
そこに「中に入って待っていれば?」と企業の方から声を掛けられたそうです。
後から聞くと、それがなんと社長様だったようで、Tさんもビックリ!
今、改めて振り返ると、企業に早く着きすぎたことは決してベストではないものの、
偶然にも言葉を交わした方が社長様で、そのちょっとした会話やTさんの姿勢から、
熱意を感じ取っていただけたのかもしれないねと、ちょっとした不思議な縁を感じながら、
就職活動を振り返っていました。
また、Tさんが高校生の時、本校へ進学しようと決める切っ掛けになったのは、
「化学が好きで、技術を身に付けたいのなら、おすすめのこんな専門学校があるよ」
と、高校の先生に本校を勧められたことでした。
特にこれがやりたいと、はっきりと決まっていなかったTさんも、実験が仕事に繋がるのならばと、
本校に見学に来て入学を決めました。
高校の先生にも、内定の報告をしたいと話しているTさんは、本当に嬉しそうでした。
この内定を新たなスタートとして、改めて分析技術者への道を進んでもらいたいと思います。
Tさん、改めておめでとう!
By ぽてと