2017.11.04
一昨日で後期中間試験を終え、学生たちは休日を謳歌しているかと
思いきや、お昼過ぎから続々と登校する学生の姿がありました。
実は本日、本校では「化学実験技能検定」の学科試験があり、
学生たちはその受験のために登校していたのでした。
「化学実験技能検定」は、学生たちが日頃、授業や実験で学んでいる
化学実験の知識を評価する検定試験です。
また「技術職」や「分析職」での就職を志望する学生に対して、
取得を推奨している資格の一つでもあります。
自分がどの程度の力を身に付けているのか、
第三者に伝えるのはわかっていただくことは、なかなか難しいもの。
しかし、この検定試験に合格すれば、どれくらいの化学の知識を
修得しているのかを簡潔に第三者に説明することができるのです。
学科試験を終えた学生たちは、すぐに自分の解答がどうだったかを
問題集片手に確かめていました。
学科試験前は、勉強不足に対する不安を感じていた学生もいましたが、
試験後の感想を聞いてみると、
「中間試験後、すぐの受験となったので、まだまだ勉強が足りていない
と感じていました。でも、中間試験で自分の知識を整理できたので、
今回の学科試験にも役立てることができました。」
と、笑顔で答えてくれました。
中間試験と学科試験がうまく結びついたようですね。
また、他の学生からは
「少し難しかったけど、精一杯頑張りました!」
「今回は3級を受けましたが、手ごたえを感じました。
次はもっと上級を目指せるように、これからも勉強します!」
など、意気込み十分なコメントが返ってきました。
後期中間試験後にもかかわらず、学生たちの成長への熱意は尽きません。
熱意をもって努力した分、分析化学者への道すじは、
しっかりとしたものになるでしょう。
未来の分析化学者になるために、
これからもどんどんチャレンジしていってください!
By ぷぷ