日本分析化学専門学校

今日は、本校が会場となり、職業体験バスツアーを開催しました。
職業体験をするため、大阪府立春日丘高校の生徒さんが来校されました。



職業体験バスツアーとは、大阪府専修学校各種学校連合会主催の
「OSAKAジョブミュージアム 職業体験バスツアー」の一環で実施されているものです。
目的は高校1、2年生の職業教育や職業観の醸成、
3年生の進路選択のための現場体験として、自分自身の進路を考えることです。

大阪全体をミュージアムに見立て、
仕事に直結した教育を行っている専門学校を会場として、
様々な職業分野の体験ができます。
大阪府及び大阪近郊の高校を対象として、多くの専門学校が参画しています。

本校でも、今回のように毎年多くの生徒さんに来校いただき、
「分析化学者」の体験をしていただいています。

はじめに、ましおか先生が、
実は身の回りにあふれている分析化学をテーマに、講演を行いました。



目立たないけれど、分析化学が日常生活を支えていることを伝えると、
生徒さんは意外に分析化学が自分たちに関わっていることに少し驚いた様子でした。

続いて、以下の2つの実験を通して分析化学者の体験をしていただきました。
　・分析化学でマジシャン！
　・気分は捜査官！指紋を～検出しよう～



初めて白衣に袖を通して、すっかり気分は分析化学者です。

今日ご参加の生徒の皆さんは、1年生ということもあって、
実験も初めてという方がほとんどでした。

目の前で起こる色の変化に、自分の指紋が浮かんでくる様子に、
夢中になっておられました。

また楽しいだけでなく、分析化学の技術が食品分析から科学捜査まで
幅広い分野で活躍しているということも知っていただけたと思います。

高校１年生ということで、進路検討が本格的に始まるのはこれからですが、
本校での職業体験が少しでも参考になればと思います。
これからもたくさんの経験を積まれながら、納得のいく進路選択をしてください。

参加された高校生の皆さんから、次のような感想をいただきました。
　・一気に色が変わって驚いた。
　・化学反応を見ることの手軽さを実感できた。
　・意外と身近に化学があることを学べてよかった。
　・あまり化学のことは興味がなかったけど、少し興味を持てるようになった。

高校生にとっても、分析化学分野は卒業後に携わる仕事がイメージしにくいので、
今日の体験を通して、少しでもその印象が変わると私たち教員も嬉しく思います。

By　かもみーる