せんせのブログ

【土・日開講「分析化学応用学科」】マンツーマンの指導で入学目的を実現しよう! 

2018.01.28

少人数制の分析化学応用学科では、技術指導はマンツーマン!しっかり・じっくりと
技術を修得することができます。
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まずは、マンツーマンの技術指導が受けられる分析化学応用学科について、ご紹介します。
本校には、平日に通学できない方を対象に週末(土曜日・日曜日)だけの通学で、平日
の学科と同様に2年間で卒業することができ、毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任
技術者・化粧品総括製造販売責任者の国家資格も卒業と同時に全員が取得することが
できる「分析化学応用学科」があります。

この学科では、技術職への就職や転職、現職でのキャリアアップやスキルアップ、勤務先
や自ら経営する企業の事業拡大に必要な国家資格の取得などの多種多様な入学目的を
持った学生が学んでいます。また、このように多彩な入学目的を持つ学生に対応するため、
分析化学応用学科は、1学年あたりの定員を20名とする少数精鋭で開講しています。


本日、分析化学応用学科の1年生は、機器分析化学実験で熱分析装置を学びました。
例えば水は、温度が変化することで固体(氷)、液体(水)、気体(水蒸気)と形態が
変化します。同様に、多くの物質が温度変化によって、形態や構造を変化させます。
形態や構造が変化すると、物質の重さが変化したり、物質自身が発熱や吸熱をしたり
します。
本日の実験で使用した熱分析装置は、温度を変化させた時の物質の変化(質量や熱の出入)
を測定することで、物質の性質を調べることができる分析機器です。

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写真の装置は温度変化に伴う物質の重さの変化を測定できる装置です。
教員の指導の下、試料を入れた小さなアルミニウムの容器を慎重に試料台に載せています。

上に書いたように、分析化学応用学科の学生の入学目的は様々ですが、技術修得は多くの
学生に共通する目的の1つです。
そして、技術指導を教員からマンツーマンで受けられるのは少人数制の分析化学応用学科
ならではの魅力です。

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こちらは、温度変化に伴う物質の熱の出入を測定できる装置に、試料を載せています。
様々な装置を実際に自ら扱うことができ、体で技術を修得することができるのも、
少人数制だからこそと言えます。


さらに、少人数制のメリットは技術指導だけではありません。
分析化学応用学科には、就職・転職を目的として入学してくる方も多くいます。
そういった方にとっては、自己分析や履歴書添削、面接試験対策といった就職指導を
マンツーマンで受けられることも、大きなメリットと言えるでしょう。

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写真に写る分析化学応用学科1年のM君(左側)は食品分野への就職を希望しています。
そこで、もうすぐ本格化する就職活動に向けて、担任である私みなとが履歴書の添削指導
をしています。

M君に技術指導や就職指導について感想を聞くと
『実際に自らが操作を行おうとすると、疑問に思うことや不安に感じることもあるのです
が、すぐ横に先生方がおられるので、その場で疑問や不安について聞くことができ、化学
初心者の私でも安心です。おかげで、分析化学に対する理解も深まっています。』
『就職指導でも、これまでの経験などをじっくりと話しながら、私に最適な自己アピール
の仕方などをアドバイスしてもらえるので、就職活動に対する不安も解消でき、助かって
います。』
と話してくれました。


このように、少人数制の分析化学応用学科では、技術指導も就職指導もマンツーマンで
受けられるので、技術修得や就職内定といった入学目的を実現することができます。
学生たちには、この特徴を存分に活かして、それぞれの入学目的を達成していってほしい
と願っています。

by みなと