2018.02.03
本日は、卒業研究発表会でした!!!
今月はこのブログでも常に取り上げてきましたが、
多くの苦労を乗り越えの集大成を見せる時がついにきたのです。
発表会は昨年同様、大阪府立ドーンセンター7階の大ホール(!)で実施しました。
数人のグループごとにテーマを設定して、
担当講師と一緒に、卒業研究に取り組みます。
後期から実験は開始ですが、
実はすでに5月から実験内容や使用する試薬について調べ、
夏休みにも出てきている班もありました。
通常の実験とは異なり、今までに学んできた化学の知識や分析技術をもとに、
学生たちが自分たちで研究の目的、実験方法を考えて、取り組むスタイルです。
当然、研究を進めるにあたって、意見が対立したり、グループのメンバーの
普段見えなかった一面も知ることになったり、ここまで来るには決して
平坦な道のりではなかったと思います。
しかし、これから社会に出て行くにあたって、必ず必要になる積極性や協調性、
コミュニケーション能力などを身に付けることができ、
また自分一人では、なかなかできないことも
みんなで力を合わせれば達成することができることも知ることができました。
そんな熱い想いがいっぱい詰まった発表会でした。
卒業研究のテーマは
水質、金属材料、植物、微生物、医薬品など
本校ならではの幅広いテーマで、
今年は13班が発表しました。
校長先生の開会の挨拶をいただき、始まりました。
大阪湾のアマモに関する研究
唾液の酵素に関する研究
医薬品の材料に関する研究
植物の医薬品利用に関する研究
などなど、我々の生活の身近なものから専門的なものまで
とても興味深いテーマが多く発表されました。
また、関連企業の方々、高校の先生や卒業生も多く見に来てくれました。
皆さん、
「とても頑張っていてよかった。」
「難しいテーマをしっかりとまとめていた。」
「後輩が頑張っていてこちらも励みになりました。」
「私が取り組んでいたテーマが引き継がれてさらに深く
研究されていてよかったです。」
など、うれしいお言葉をいただきました。
こちらの写真は、卒業生(左から2人)と
4月から同じ企業に通う学生との写真です。
こちらも同じく卒業生(左から2人)と
来年4月から同じ企業に行く学生(右から2人目)の写真です。
ちょっと緊張してます♪
一番左の卒業生Kさんは、
なんと妹が現在1年生に在籍しています。
そのツーショット写真はこちら↓
保護者の方も含めると、外部からの聴講者が
120名以上も来てくださいました。
本当にありがとうございました。
発表後の学生たちの様々な表情です。
緊張から解放され、安心感と達成感でみんないい顔してます。
もしかしたら、1年でこの発表会の後が
一番いい顔なのかもしれません。。。
思えば、
「化学を学びたい。」
「実験が好き。」
「専門的な資格が欲しい。」
など、様々な想いで入学してきた学生が
1年、2年と学び、分析化学の技術を身に付け
自分たちで実験を計画し、実施して
こんな大きなホールで発表するまでに成長しました。
この卒業研究で学んだこと、そして本校で学んだことを
しっかりと今後に生かしてください。
by ましおか