2018.03.16
本日、環境委員会の1年生が本校の伝統ある活動の1つである「道頓堀川水質調査」を
紹介するポスターを作成しました。
できあがったポスターを手に、充実感が満ち溢れた笑顔です!
本校では授業や実験はもちろんのこと、課外活動も大切にしており、学生たちは様々な
課外活動に主体的に取り組んでいます。
課外活動には、サッカー部、テニス部、野球部、バスケットボール部といった運動部、
環境委員会、図書委員会、英語部といった文化部、広報委員会、学園祭実行委員会、
スポーツ大会実行委員会、選挙管理委員会といった自治会活動など様々あります。
課外活動の1つである環境委員会では、大阪市街を流れる道頓堀川の水質調査や、
学園祭での実験会、大阪マラソンに合わせたクリーンアップ作戦への参加、ペットボトル
のキャップの回収など年間を通して、たくさんの活動を行っています。
例えば、大阪マラソン クリーンアップ作戦では本校の前にある南天満公園を清掃します。
木の根元などの見落としがちな場所に落ちているゴミも、しっかり清掃していました。
(クリーンアップ作戦の様子はこちらから)
また、ペットボトルキャップのリサイクル活動では、学生たちが普段飲むジュースやお茶
のペットボトルのキャップをコツコツと集めています。
上の写真は集めたペットボトルキャップをリサイクルセンターに持っていくところです。
リサイクルセンターでペットボトルキャップが資源化されることで得られた資金によって、
世界中の子供たちに、命を救うワクチンが届けられる仕組みです。
そして、最も伝統ある活動が「道頓堀川水質調査」です。
古くから大阪のシンボルであった道頓堀川は、阪神タイガースが優勝した時にファンが
飛び込んだことで全国的に有名になった河川です。
水質調査は道頓堀川が飛び込んでも問題のない水質なのか、その判断材料を広く示したい
といった目的から始まった活動で、平成16年から14年間も続いています。
(道頓堀川水質調査の様子はこちらから)
(これまでの調査の結果はこちらから)
この伝統ある活動を続けていくためには、2年生から1年生へと活動が受け継がれていく
ことが大切です。
そこで、新2年生となる学生たちが、新しく入ってくる新入生に活動を知ってもらい、
より多くの新入生に環境委員会の活動に参加してもらうため、ポスターを作成したのです。
構図や写真の選定など、話し合いながら、楽しく作成していました。
できあがったポスターを私みなとにも見せてくれながら、次年度に向けた思いを話して
くれました。
『環境委員会の活動を通して、今の2年生と仲良くなりました。そして、活動のこと
だけではなく、授業や実験、その他の学校行事のことについても教えてもらうことが
できました。先輩と後輩をつなぐ素晴らしい活動なので、是非たくさんの新入生に
参加してもらいたいです。』
『道頓堀川水質調査に参加したことで、1年生の時から本格的な環境分析の様々な実験を
行うことができて、本当に楽しかったです。楽しいという気持ちを新入生にも味わって
ほしいので、しっかりアピールしていきたいです。』
本日は道頓堀川水質調査を紹介するポスターを作成していましたが、さらにもう1枚
環境委員会をアピールするポスターを作成する予定だそうですので、どんなポスターが
できあがるのか、とても楽しみですね。
次年度も、たくさんの学生が環境委員会の活動に参加して、楽しく活動を行う中で、
学生同士の絆を深めながら、伝統をつないでいってほしいと思います。
by みなと