2018.04.13
本日、2018年度入学式を挙行しました。
今回で37回目となり、第37期生の誕生となります。
会場は、大阪市中央公会堂です。
大阪の中之島にある歴史的な建造物で、観光名所でもあるのです。
いい天気に恵まれ、早めの桜は散ってしまいましたが、
新入生の笑顔の花が咲きました♪
まず、式場では、
新入生のために朝早くから自治会の学生たちが
式場設営に協力してくれていました。
ちょうど1年前に同じ場所で、新入生として入学式に出席していた彼ら。
実験や課外活動で培ったチームワークを生かし、テキパキと進めていました。
知識・技術だけでなく、人間的にも随分と成長したものだと
式が始まる前に感動してしまいました。
10時30分に開式し、まずは理事長先生の式辞から。
「今までは違った道を歩いてきましたが、
新たな仲間と一緒に、同じ志を立て、
何が、どこに、どれだけ、どんな状態であるのか?
ということを明らかにする『分析化学』を学んで、
自立できる人になってもらいたい。」
と、励ましの言葉を贈られました。
そして、次は校長先生の式辞へ。
「これから始まる授業や実験、最後の卒業研究を通して
いろいろな経験をし、応用力や判断力を養い、
自ら考える力を身に付けて、社会で飛び立ってほしい。」
というお言葉を贈られました。
理事長先生と校長先生からの激励を受け、
次は新入生代表である健康科学分析学科のMさんによる『宣誓』です。
しっかりとした口調で、仲間とともに分析化学者を目指すという、
2年間の意気込みを宣誓しました。
強い気持ちを感じることができたとてもいい宣誓でした。
そして本校卒業生がお世話になっている2つの企業様から
お祝いの言葉をいただきました。
最初は、株式会社三井化学分析センターの大阪事業所より、
所長のK様からお祝いの言葉をいただきました。
いろいろな分析機器を取り揃えておられる分析専門の企業様で、
有機化学薬品を中心に多くの分析をされています。
K様からは、
「この学校で、いろいろな経験をしておくことが必要です。
どんな道に進むにしても、2年間はあきらめずに、
分析化学を学んで、やり切ってください。
1つの結果を見て、疑問に思ったならば、
それを追求する姿勢を養ってもらいたいと思います。」
続いて、日東薬品工業株式会社より、
取締役 管理本部長のM様からいただきました。
乳酸菌などの微生物を用いた医薬品を製造されている企業様です。
菌類を培養するすばらしい技術をお持ちで、
お菓子メーカーのロッテと「乳酸菌ショコラ」というチョコレートを
共同開発されています。
M様からは、
「2年間という短い期間であっても、
しっかりと技術を身に付け、分析化学者になってください。
将来、この中から一緒に働ける人が出ることを楽しみにしています。」
と、お言葉をいただきました。
そして、本校卒業生のOB会組織、分友会の代表として、
23期卒のF様より、先輩としてのアドバイスと
お祝いの言葉をいただきました。
最後は、在校生からの歓迎の言葉です。
有機テクノロジー学科2年生のY君です。
しっかりとした落ち着いた口調で、
自分たちの1年間を振り返りながら、
新入生が安心して学校生活を過ごせるように、
しっかりと読み上げてくれました。
新入生にとっては、先輩はきっと心強い存在になっていくでしょう。
入学式終了後は、
クラスに分かれて記念撮影です。
ほとんどの男子学生が初めてネクタイをするので、
いろんな先生方からネクタイの締め方の修正がここで入りますww
記念撮影中には、保護者の方から声を掛けていただきました。
体験入学で本校にお越しになった際に面談をした方でした。
中には、関西圏以外の出身で1人暮らし始める新入生もいます。
そのような保護者の方々から託された本校への気持ちをしっかりと受け止め、
本日から2年後の卒業まで、教職員一同が力を合わせて
学生たちを育てていくことを、改めてそれぞれが心に誓いました。
月曜日からは早速、授業や実験がスタートします。
様々な思いで入学し、その夢の実現には、楽なことばかりではなく、
辛いことや苦しいこともたくさんあると思います。
でもそのそばには我々講師がいつも一緒にいます。応援します。
それぞれの夢に向かって、我々と共に一歩ずつ進んでいきましょう!
by ましおか