2018.05.10
本日、食品製造分析実験を行っていた生命バイオ分析学科のOさんに、内定のうれしい
知らせが届きました。
Oさんが内定した企業は、たばこの成分や香り、さらには包装材料に至るまで幅広く
分析を行っている企業です。
この企業には、これまでも複数名の卒業生が就職しており、技術職として本校で学んだ
技術を活かして、たばこの品質管理を行っています。
写真は化学実務駅伝(日々学んでいる分析技術が企業の現場でどのように活かされている
のか、企業の現場担当者から直接聞く就職関連行事)の時のもので、写真の中央と右に
写るKさんとKさんはともに本校の卒業生で、現在、上記企業で活躍しています。
つまり、上の写真の二人のKさんは、来春からOさんの職場の先輩にもなるのです。
今年で開校37年になる本校は、その歴史の中で企業との信頼関係を築いてきました。
そのおかげで、「本校の学生がほしい!」という企業から直接、本校に求人が届きます。
今回内定をくださった企業も、毎年のように求人をくださる企業です。
内定した企業に先輩がいることは、学生にとって、とても心強いものですから、
こういった企業とのつながりを多く持っていることも、本校の魅力と言えます。
実験を終えたOさんに内定の感想を聞くと
『説明会や見学会に参加して、職場の雰囲気や業務内容が自分に合っているなと
感じていましたし、何人も本校の先輩がおられるので心強いなと思いましたので、
是非とも就職したいと思っていました。その企業から内定をいただくことができ、
本当にうれしいです。』
『私は高校で文系だったので、入学はしたものの、化学の勉強についていけるのか、
技術は身に付くのか、そして憧れの技術職に就くことはできるのか、不安でした。
しかし、授業も実験も基礎から始まり、放課後や週末を利用したサポートもあったので、
少しずつ知識と技術を蓄えて、ステップアップしていくことができました。そのおかげで、
不安はいつの間にか解消し、自信へと変わりました。これが、今回の内定にもつながって
いると思います。』
『本校は学生と教員の距離が近いので、何でも相談できる雰囲気があります。さらに、
就職指導では就職活動を行う上での心構えから面接試験の対策まで、マンツーマンで、
教えていただけたことも、本当にありがたかったです。本校だったからこそ、憧れの
分析化学者になることができたと思います。』
と話してくれました。
先日来、このブログでも度々ご紹介しているように、現在、続々と内定者が出ています。
Oさんのような内定の喜びの笑顔を、これからもご紹介していきますので、お楽しみに!!
by みなと