2018.05.22
本校では、年に数回、「事業所見学会」を実施しています。
この行事は、様々な企業を訪問して、
自分たちが学んでいる分析化学の知識や技術が
実際の現場でどのように活かされているのかを
見学させていただく貴重な機会となっています。
2年生のこちらのグループは、
株式会社 太洋工作所に見学に行きました。
半導体や電子部品の表面を覆うめっきをされている企業です。
めっきの基礎から丁寧に教えていただきました。
分析室も見学させていただきました。
最後には、質問時間では、
多くの質問に答えていただきました。
そして下の写真は、この春卒業し、こちらに勤めている卒業生のI君も
ガラス越しに笑顔w
後輩の前で少し照れくさそうにほほえんでくれました。
一生懸命頑張っているようです。
次のグループは
株式会社三井化学分析センター 大阪事業所です。
親会社の株式会社三井化学で取り扱う材料・製品の分析や、
外部からの委託分析なども行っておられます。
広大な敷地に事業所があるため、バスで見学させていただきました。
また、実験室内で化学分析や樹脂分析をしている様子も
見させていただきましたが、撮影禁止区域のため、
写真でお見せできないのが残念ですが、学生は多くの分析機器の中に
普段学校の実験で使っている機器を見て、自信にもなったようです。
本校の卒業生も多く活躍しており、
毎年のように求人をいただいています。
その中の一人が31期卒のH君(写真中央)です。
両脇にいるのは、今年内定をいただいた在校生二人です。
来年からは一緒に頑張って下さい!
見学を終えた2年生たちからは、
「先輩達が頑張っている姿がかっこよかったです。」
「普段学んでいることが実際に役に立っていると
知ることができて良かったです。」
と感想を聞くことができました。
さて、こちらは1年生です。
慣れないスーツを着て、初めての事業所見学会です。
緊張した面持ちで参加していました。
まずこちらのグループが見学させていただいたのは、
JT生命誌研究館です。
DNAや細胞のなどの展示から自然・生命・人間に
ついての展示がありました。
こちらのグループは大阪市環境局舞洲工場です。
オーストリアの芸術家、フンデルトヴァッサ-氏が
デザインを手掛けた
とてもアーティスティックなゴミ処理場です。
ここでは大阪市や隣接する八尾市、松原市の廃棄物を処理しています。
熱心に説明を来ていますね。
最後は芸術的な建物の前で記念撮影。
そして、こちらのグループは
大阪府東部流域下水道事務所
鴻池水みらいセンターに伺いました。
大阪府の下水処理を行っている事業所です。
その浄水課程を見学させていただきました。
最後は大阪府で最も大きいサイズの下水道管のモニュメントの中で
記念撮影です♪
(大きさを分かっていただくために少々引きの写真です。)
1年生たちから、
「とても楽しかった。」
「今、勉強していることがどんなことに役に立つのか分かった。」
「こんなところで働いて見たい!」
などと多く感想を聞くことができました!
年に数回実施するこのような行事を経て、
学生達はたくさんのことを見て、聞いて学べたと思います。
将来の分析化学者としての自身の夢を叶えるためにも、
本日感じたこと、学んだことを
明日からの学校生活に活かしてもらいたいと思います。
最後になりましたが、
見学を受け入れてくださった企業様に
改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
by ましおか