2018.06.12
今日、資源分析化学科と有機テクノロジー学科の1年生は、
来週からから始まる実験のガイダンス日でした。
本校では、学生たちが実験内容をしっかり理解して、
安全に実験に取り組めるように事前に必ず「実験ガイダンス」を行っています。
この実験ガイダンスでは、実験を行う目的、実験の操作方法、
修得できる技術や知識、注意すべき事項などの説明を
実験担当教員が行います(上の写真)。
実験ガイダンスの説明を聞くことで、学生たちは予習を行う上での
重要なポイントを事前に把握でき、
これまで化学を本格的に学ぶ機会がなかった学生も安心して実験に臨むことができます。
学生たちは、説明を真剣に聞き、ノートも丁寧にとっていました(上の写真)。
すでに予習をしてきている学生やガイダンス終了後に質問している学生もおり、
学生たちの実験に取り組む意識の高さがうかがえました。
また、今日は定性分析実験のガイダンスでしたが、
この実験では対象とする溶液の中に何の金属が溶けているかを分析します。
定性分析実験で取り組む内容は、分析化学に関する国家資格である
「化学分析技能士」の実技試験でも出題されており、
資格取得対策にもなっています。
本校のカリキュラムは、このように資格の取得とリンクしているのが
大きな特徴になっています。
学生に実験ガイダンスの感想を聞いてみると、
「すでに予習をしていましたが、理解しきれていなかった部分もありました。
今日のガイダンスの説明で実験の内容をよく理解できたので、
来週の実験はうまくいく自信があります!」
「化学分析技能士の資格を取りたいと思っているので、
実験ガイダンスで詳しく説明を聞けることは、
自分自身にとってとてもプラスになっています。実験も楽しみにしています。」
といった感想を聞くことができました。
来週は、学生の皆さんが楽しみにしている実験が始まります。
今日の実験ガイダンスで聞いた説明をよく復習して、
楽しく実験に取り組んでいきましょう。
応援しています!
By しろいるか