2018.06.23
今日は道頓堀川水質調査のサンプリングに行きました。
朝の出発前に集合した学生たちです。
1年生は初めてのサンプリングです。
みんなで一緒に行くので、「遠足に行くような気分です」と
わくわく感を隠しきれずにいる様子でした。
「道頓堀川水質調査」とは、課外活動である環境委員会の取り組みの1つです。
その名の通り、大阪の街の中心を流れる「道頓堀川」の水質を分析します。
学生たちの手で川の水をサンプリングし、実験室に持ち帰って分析をします。
「道頓堀川」は、阪神タイガースが優勝すると飛び込む人がいる川として
知っているという方も多いと思います。飛び込むことは危険で禁止されて
いますが、そもそも川の水質は泳げるレベルなのかという点についても
注目されている川です。
この川の水質調査を始めて既に10年以上が経過しています。
年に4回の調査を行い、ホームページで結果を公開しています。
いろいろなメディアからも注目され、時にはyahooニュースに
取り上げられたことも過去にはありました。
過去の結果は、コチラからご確認ください。
今回は、今年度1回目の調査とあって、学生たちはドキドキしながら
水質調査のサンプリングに臨みました。
1年生は、当然初めてのサンプリングでしたが、
2年生は、主導する立場として臨み、昨年までいた先輩がいない中、
逆に後輩となる1年生に教えながら取り組むサンプリングでした。
サンプリング地点に到着すると、小雨も降り止んでおり、
曇り空の下でサンプリングを行うことができました。
サンプリングは3地点で、計4回行います。
道頓堀川は、大阪の難波という街を流れています。
そのため、観光名所としても有名なグリコの看板の前でも行います。
到着するとすぐにサンプリングの準備です。
下の写真では、2年生(左下)が持ってきた採水用の道具をセットしています。
それを周りで見ているのが1年生です。
採水器の準備が終われば、いざ川の中に投入です!
橋の上からロープで川の中に降ろして水を採ります。
橋の下からは1年生たちが、初めて見る採水の様子に
興味津々です。
1年生は、
「大阪の難波の真ん中で本当にサンプリングしているとは
思いませんでした。でも、楽しいです!」
と話していました。
採った川の水は、分析をする項目ごとにその場で処理を行います。
そこでも、2年生(写真中央)が周りの1年生に教えながら
行っています。決まった手順で正確に処理をしなければ
その後の分析の結果にも影響してくるので、1年生も真剣に
見て、聞いて学んでいました。
下の写真も、右側二人が2年生です。今日は、1年生に
教えながらのサンプリングで、いつもより時間は掛かりましたが、
1年生は楽しみながら経験できている様子でした。
2年生は、後輩に教えて伝える難しさを感じていましたが、
それも良い経験になったようです。
ここでちょっとサンプリングを忘れて。。。
みんな真剣に取り組んでいましたが、やはり外に出ると
楽しいものです。特にグリコの看板を初めて見た1年生は、
やってしまいますよね^_^
1年生のSさん、香川県の出身で思わず友達に「撮って!」と(笑)
楽しいサンプリングになりました!^_^
By ましおか