2018.06.30
「分析化学応用学科」では、学生たちが希望する分野で活躍できるように、資
格取得にも力を入れています。
まずは、このような特徴がある「分析化学応用学科」についてご紹介します。
本校では、平日の学科には通学できない社会人や大学生等を対象とした、
週末(土曜・日曜)開講の「分析化学応用学科」を設置しています。
この学科では、平日の学科で学ぶ環境・材料・バイオ・食品・医薬品・化粧品・有機合成等
の専門分野を総合的に学ぶことができ、多種多様な分野に応用が利く人材の育成を行っています。
また、週末だけの通学ですが、以下は平日の学科と同様です。
・2年間で卒業が可能
・毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・化粧品総括製造販売責任者
の国家資格を卒業と同時に無試験で取得することが可能
この学科に在籍している学生は、入学目的も様々です。
事業の継続や拡大に必要な国家資格の取得を目的とする経営層の方、
現職でのスキルアップや技術職への就職・転職を考えている方、
さらに就職活動を見据えて技術力を高めるために大学生も入学してきます。
このような多様な目的に対応するため、学年定員20名の少数精鋭で開講しており、
学生一人一人に合った指導を行っています。
先日のブログで、平日の学科で「化学実験技能検定」に合格した学生を紹介しました。
(その時の様子はこちらのページをご覧ください)
実は分析化学応用学科1年のYさん(下の写真)も「化学実験技能検定」を受験しており、
3級に見事合格しました!
合格証書を手にして、とてもうれしそうですね♪
私しろいるかは、Yさんが休憩時間に資格対策の勉強や先生に質問している姿を
よく見かけていましたので、Yさんが合格してとてもうれしいです!
「化学実験技能検定」とは、化学の知識や実験技術についての理解度が問われる資格試験で、
本校では技術職や分析職への就職を希望する学生に対して、この資格の取得を推奨しています。
Yさんに、感想を聞いてみると、
「合格できて、本当にうれしいです!仕事と学校の勉強の間の時間をうまく使って勉強を
して、分からないところは先生方に質問することで効率的に資格試験対策をしてきました。
授業や実験で習ったことが多く出題されたので、学校での勉強がとても役立ちました。」
といった感想を聞くことができました。
また、休憩時間に教室をのぞいてみると、Yさんは次の資格試験の対策をしていました。
Yさんに話を聞いてみると、
「将来、環境系の企業で水質の分析をしたいという思いがあるので、
化学に関係する資格をたくさん取りたいと入学当初から思っていました。
今回の合格で自信がついたので、学校の授業や実験を大切にしながら、
化学に関係する資格にどんどんチャレンジしていきたいです。」
と、とても頼もしい感想を聞くことができました。
Yさんの言うように、土日学科の授業や実験の内容は、資格試験とリンクしている部分が多く、
授業・実験を通して知識や技術を学ぶことが資格試験の対策となります。
これからも我々教員もフォローしていきますので、Yさん、希望の進路実現のために、
この調子で他の資格試験にも積極的にチャレンジしてくださいね。
応援しています!
Byしろいるか