2018.08.24
本校は夏期休暇期間中ですが、その間も学校に来て
時間を有効活用している学生も少なくありません。
本日はそのような学生たちの様子をお伝えします。
本校には、参考書などの図書やパソコンなどが設置してあり、
自習室として利用できるコミュニケーションルームがあります。
そのコミュニケーションルームをのぞくと、
健康化学分析学科1年のNさん(上の写真)が、
来週本校で実施される「危険物取扱者」の試験に向けて
勉強をしていました。
「危険物取扱者」の資格は、消防法で定められている
燃焼性の高い危険物を取り扱うのに必要な国家資格で、
化学やバイオ分野の技術職での就職において重要になる国家資格です。
本校でもその重要性から資格取得を推奨しており、
Nさんだけでなく、本校の多くの学生が来週の試験を受験します
(昨年度の様子は、こちらのページをご覧ください)。
1年生のNさん(上の写真左)は、
2年生の有機テクノロジー学科2年のM君(上の写真右)に
資格試験対策のアドバイスをしてもらっていました。
M君は、入学当初から資格取得に熱心で、
「危険物取扱者」の資格も含め、これまでに多くの資格を
取得してきました。M君は、「危険物取扱者」の資格とはまた別の
国家資格対策のために勉強していましたが、
1年生のNさんが「危険物取扱者」の資格対策の勉強を
しているのを見て、後輩のために効率のいい資格対策の勉強の仕方を
勉強の合間に教えていました。
Nさんに話を聞いてみると、
「学校に来ると、とても集中できるので、
よくコミュニケーションルームで勉強しています。
今日はこれまで目標にしてきた資格試験の対策をしています。
先輩もどうやれば効率的に資格対策ができるか教えて
くださったので、とても参考になりました。
試験まであともう少しなので、これからも計画的に
勉強していきたいと思います。」
と笑顔で答えてくれました。
またM君は、
「今まで受験してきた資格対策の経験が、
後輩のために少しでも役立てればとアドバイスしました。
後輩が一生懸命勉強しているのを見て僕も刺激を受けたので、
もっと勉強をして自分が目標としている資格に
必ず合格したいと思います!」
と力強く答えてくれました。
先輩が自分自身の経験を後輩に教えている光景を
コミュニケーションルームではよく見かけます。
このように先輩と後輩が仲良く互いによい関係を
築きやすい環境が整っているところが、
本校のよいところだと今日の2人の姿を見て改めて感じました。
資格試験、2人ともいい結果が出ますように。応援しています!
By しろいるか