2018.09.06
本校は、夏期休暇中ですが、就職内定の嬉しいお知らせが届きました。
内定が決まったのは、2年生のFくん(写真右)です。
写真は、就職指導を担当したぽてと先生と撮影しました。
就職内定が決まって安堵した表情ですね。
Fくんの内定先企業は、大手総合化学メーカーのグループ企業です。
様々な樹脂に色や機能を付与した製品の製造や販売を行っておられます。
来年4月から、Fくんは、開発部門にて合成樹脂や、
各種添加剤などの分析や評価を行う予定です。
またこの企業には7月に、本校の学校行事のである事業所見学会の
見学先のひとつとして訪問させていただきました。
(その時の様子はこちらをご覧ください)
学生たちは自らの興味や関心に応じて、訪問企業を決定します。
Fくんは見学先としてこの企業を選択し、実際の会社見学を通して
多くのことを学ぶと同時に魅力も感じていたようです。
その後、この企業より求人をいただき、応募を決めました。
Fくんは、高校生の時、大学進学も視野に入れて進路検討を行っていました。
本校の体験入学への参加をきっかけに、
短期間で分析に必要な知識や技術を身につけられることを知り、
本校の特徴の理解を深めました。
Fくんは、専門学校で学ぶ方が自分にとって将来の役に立つと考え、
本校への入学を決意しました。
入学当初は、別分野での就職を希望していましたが、
授業や実験を通して、就職後すぐに役立つ知識や技術などを
学びながら、分析化学が様々な分野で役に立っていることを知り、
分野の視野を広げて就職活動を行っていきました。
実際に就職活動をはじめると、様々な分野への就職が可能であることを実感しました。
多くの企業を知る中で、樹脂に関心をもち、この企業への応募を決めました。
Fくんは夏期休暇中でも、学校に登校し自己分析や模擬面接に取り組み、
採用試験に向けて準備を進めていました。
応募書類の作成では、より質の高い内容にするため、
ぽてと先生のもとを訪れ、記載する内容や書き方の工夫を
相談している姿がたびたび見受けられました。
就職指導を担当していたぽてと先生も
夏期休暇中の様子を誰よりも傍で見ていただけに、
大変よろこんでおられました。
Fくんに就職内定したことを伝えると、
「本当に内定したのですか」と当初は信じられない様子でした。
しかし時間の経過とともに、喜びを噛みしめていました。
下の写真は、内定通知書を眺めているところです ^_^
9月10日から始まる後期には、卒業研究が始まります。
Fくんは、植物の抽出成分に関わる研究を行う予定です。
今までに身につけた知識や技術を活用して活躍してほしいと思います。
Fくん、おめでとう!
By かもみーる