2018.09.07
今日は、内定者を紹介します。
本校学生の夏期休暇は今週で終わり、
来週の9月10日から後期の授業実験が始まります。
その中、コミュニケーションルームに行くと、
資源分析化学科 2年のOくんがいました。
実はOくん、この夏期休暇中に、
土壌の処理やリサイクルを行っている環境分野の企業から内定をいただきました。
本校には、社会人経験を経て入学する学生がいます。
Oくんもその一人で、約10年の社会人経験を経て、本校に入学した学生です。
高校当時、化学は深く勉強していなかったようですが、
将来は、理系分野の仕事就きたいと考えていたようです。
そのため、高校生の時に本校の体験入学に見学にも来ていました。
しかし、いろいろな事情から、就職をすることになり、
運送系の企業で働いていました。
その仕事の中でも、製品が規格に合っているかなどの検査をすることは
あったようですが、やはり化学に関する仕事に就きたいという夢を諦めきれず、
入学資金を貯めて本校に入学しました。
今回、念願の環境分野の企業での内定が決まり、
今の心境を聞きました。
「連絡をいただいたときは、信じられない気持ちでしたが、
素直にうれしいです。
入学する際、正直、就職や年齢のことについて
心配していなかったと言えば嘘になりますが、
履歴書の書き方や、面接での話す内容などを
先生に指導してもらいながら就職活動を進めました。
心強かったです。」
また、学校生活についても質問をすると、
「クラスでは、自分よりも若い年齢の友達が多くいますが、
その中での勉強や実験は、楽しみながらできています。」
と、話してくれました。
10年もの想いを叶え、環境分野での技術職に就くことになったOくん。
残りの学校生活で、さらに技術を磨き、
4月からは新社会人として活躍してくれるものと期待しています。
Oくん、改めて内定おめでとー!
By ぽてと