日本分析化学専門学校

本日は分析化学応用学科１年のNさんが国家資格である危険物取扱者乙種第４類
の資格試験に見事合格といううれしいお知らせです。

様々な目的をもつ学生が在籍する「分析化学応用学科」では、
学生が希望する分野で活かすことができる資格取得のサポートに力を入れています。
まずは、このような特徴がある「分析化学応用学科」についてご紹介します。

本校では、平日の学科には通学できない社会人や大学生等を対象とした、
週末（土曜・日曜）開講の「分析化学応用学科」を設置しています。

土曜日・日曜日の時間を有効に活用することで、化学分析の知識・技術を修得することができ、
平日の学科で学ぶ環境・材料・バイオ・食品・医薬品・化粧品・有機合成等についての
専門分野を総合的に学ぶことができます。
また、週末だけの通学ですが、平日の学科・コースと同様に２年間で卒業でき、
毒物劇物取扱責任者、化粧品製造業責任技術者、化粧品総括製造販売責任者の
国家資格を卒業と同時に無試験で取得することが可能です。

この学科に在籍する学生は入学目的も様々です。
現職でのスキルアップや技術職への就職・転職を考えている方、事業拡大を考えている
経営層といった社会人の方、就職活動を見据えて技術力を高める目的で大学生も
入学しています。
こういった多様な目的に対応するために、
この学科は学年定員２０名の少数精鋭で開講しています。

本校で８月２９日に実施された国家資格である「危険物取扱者（乙種４類）」の
試験を受験した学生にうれしい合格通知が届きました！

危険物取扱者の資格を取得するためには、都道府県ごとに実施される
一般試験を受験する必要がありますが、試験を実施している
一般財団法人 消防試験研究センターのご協力で、
本校の学生のためだけに特定試験を実施していただいています。
また、危険物取扱者の資格は、消防法で定められている燃焼性の高い
危険物を取り扱うのに必要な国家資格で、化学やバイオ分野の技術職での
就職において重要になる資格です。
そのため、本校でもその重要性から資格取得を推奨しています。

見事合格したのは、分析化学応用学科１年のＮさん（上の写真）です。
Ｎさんは、平日は大学に通い、週末は本校に分析化学を学びにきている学生です。
入学当初から資格試験の取得に熱心な学生で、
将来の就職活動のために危険物取扱者の試験を受験しました。
Ｎさんに合格の感想を聞いてみると、

　「目標にしていた資格なので、とてもうれしいです！安全衛生の授業が
　　試験対策になっていたのと、先生が試験対策のために計画を立ててくださって、
　　試験対策が万全にできたので、自信を持って試験に臨めました。
　　自分１人ではなかなか合格は難しかったと思うので、
　　先生たちのフォローが支えになりましたし、本当に助かりました。」

と答えてくれました。

Ｎさんが言っている「安全衛生」の授業では、実験を安全に行うための
知識や危険物取扱者の資格取得を目指した試験対策の授業を行っています。
そのため、分析化学応用学科の学生たちは、１年次の初めから資格取得のための
受験対策を行っていくことができます。
また、上の写真でＮさんが左手に持っているのは、「授業シート」というものです。
「授業シート」とは、授業や実験の時に毎回配布される担当教員が
その日の授業の要点をまとめたプリントのことです。問題も載っているため、
授業時だけでなく、授業後の復習の時にもとても役立ちます。
Ｎさんは、この安全衛生の授業シートも危険物取扱者の試験対策のために
よく利用していたそうです。

このように「分析化学応用学科」では、資格取得のためのサポートが
とても充実しており、化学初心者の方でも、化学やバイオなどの分野で必要となる
資格を無理なく取得することができます。

将来をしっかり見据えて一歩ずつ前に進んでいるＮさん、
この調子で希望する進路に向けて準備していきましょう。
我々教員も全力でサポートしていきます！

Ｂｙ　しろいるか

明日は国民の休日（秋分の日の振替休日）で学校はお休みです。
次回のブログの更新は９月２５日です。お楽しみに！！