2018.10.09
今日、生命バイオ分析学科と健康化学分析学科の1年生は「機器分析化学実験」
に取り組みました(上の写真)。
「機器分析化学実験」では、紫外可視分光光度計・原子吸光光度計・ガスクロマトグラフ・
高速液体クロマトグラフ・赤外分光光度計・示差走査熱量計・蛍光分光光度計といった
7種類の分析機器の取扱い方法を学びます。
上の写真の生命バイオ分析学科1年のYさんが扱っている分析機器は、
多くの業種や分野で使われている「紫外可視分光光度計」です。
この分析機器を使って、水溶液の中に鉄がどれだけ入っているかを
測定していました。
分析機器を用いた実験は今日でまだ2回目でしたが、以前行った「機器分析化学実験」の
「実験ガイダンス」で、実験を行う目的、実験の概要、実験方法などの詳しい説明を
学生たちは聞いているため、化学を学ぶ機会が少なかった学生もスムーズに
実験に取りかかっていました。そのため、試料の調製もバッチリです(上の写真)。
こちらは、高速液体クロマトグラフの使用方法を学んでいました(上の写真)。
この分析機器は、液体の中にどんな物質がどれだけ含まれているか測定できます。
医薬品、化粧品、食品、環境・材料分野と様々な分野で活躍している
とても大切な分析機器です。
担当の先生からは、分析機器を使用する上での注意点や、
操作方法のコツについて説明があり、学生たちはしっかりメモを取り、
操作方法を習得しようと真剣に実験に取り組んでいました。
1年生に今日の実験の感想を聞いてみると、
「とても楽しく実験をすることができました。先生の説明も
丁寧でわかりやすかったです。データの処理の仕方についてもよく理解できたので、
とても充実した時間を過ごすことができました。」
「以前から分析機器を使う実験を楽しみにしていました。
分析機器の扱い方のコツや細かい注意点など、とても参考になることばかりでした。
これからの実験もとても楽しみにしています!」
と答えてくれました。
学生の皆さん、これからも多くの種類の分析機器を扱っていきます。
一つ一つの実験を大切にして、「機器分析化学実験」で使用する全ての分析機器が
扱える分析化学のスペシャリストになってください。
我々教員もしっかりサポートしていきます!
By しろいるか