せんせのブログ

【土・日開講「分析化学応用学科」】学年を超えた交流で情報交換!

2018.10.20

少人数制で授業・実験が行われる「分析化学応用学科」では、
学年の垣根を越えた交流が盛んです。
1、2年生は、学年の垣根を越えた交流を通して、
勉強、資格取得、就職活動などについての情報交換を行い、
学校生活をより充実させています。
まずは、このような特徴のある「分析化学応用学科」についてご紹介します。

本校では、平日の学科には通学できない社会人や大学生等を対象とした、
週末(土曜・日曜)開講の「分析化学応用学科」を設置しています。

土曜日・日曜日の時間を有効に活用することで、化学分析の知識・技術を
修得することができ、平日の学科で学ぶ環境・材料・バイオ・食品・医薬品・
化粧品・有機合成等についての専門分野を総合的に学ぶことができます。

また、週末だけの通学ですが、平日の学科・コースと同様に2年間で卒業でき、
毒物劇物取扱責任者、化粧品製造業責任技術者、化粧品総括製造販売責任者の
国家資格を卒業と同時に無試験で取得することが可能です。

この学科に在籍する学生は入学目的も様々です。
現職でのスキルアップや技術職への就職・転職を考えている方、
事業拡大を考えている経営層といった社会人の方、
就職活動を見据えて技術力を高める目的で大学生も入学しています。
こういった多様な目的に対応するために、
このコースは学年定員20名の少数精鋭で開講しています。

今日、放課後の教室をのぞいてみると、2年生のUさん(下の写真右)と
1年生のYさん(下の写真左)が何やら2人で真剣に話をしていました。

DSC_6820 (5).JPG
2人が何をしていたかというと、Y(上の写真左)さんが、
12月に受検する資格試験の対策について、
面倒見のいい2年生のUさん(上の写真右)に相談しているところでした。
入学当初から資格取得に熱心な1年生のYさんはこの資格試験を受検するのが
初めてで、すでにこの資格を取得しているUさんに
効率的に勉強するアドバイスをもらっていました。
Yさんは、

 「いつも資格試験を受検する時は、先生だけでなく2年生の方にも
  対策のアドバイスを聞くようにしています。Uさんはこれまでの
  経験を基に、資格試験のための勉強のコツを丁寧に教えてくれます。
  とても参考になりますし、効率的に勉強できているので、
  とても助かっています。実験や休憩などの時間に2年生の方と
  接する機会が多いので、普段から仲が良く、質問や相談がとてもしやすいです。」

と話してくれました。
また、Uさんは、

 「私も1年生の時は、先輩に資格試験などについて質問していました。
  資格試験に限らず、少しでも1年生の力になりたいといつも思っているので、
  こうやって相談に来てくれるのはとてもうれしいです。
  1年生とは普段の仕事についての情報交換もしているので、
  自分自身とてもいい刺激になっています。」

と話してくれました。

「分析化学応用学科」は、学年定員20名の少人数制で授業・実験を行っています。
そのため、普段から1年生と2年生との距離感が近く、勉強、資格取得、就職活動や
普段の仕事などについての情報交換ができるので、
学校生活がより充実する環境が整っています。
この点が「分析化学応用学科」のとても大きな特徴となっています。

いつも1年生、2年生共に仲良く学校生活を送っている様子をよく見かけるので、
私しろいるかは、とてもうれしいです。
これからも1年生、2年生一緒になって、学校生活を充実させていきましょう!
そのために我々教員も精一杯サポートしていきます!

By しろいるか