2018.11.12
後期の9月から本格的に始まった卒業研究も、折り返しとなりました。
本校では、1年生は基礎を、2年生で専門を学び
後期からは、集大成としてそれぞれが選んだテーマで卒業研究に取り組みます。
指導教員に研究の方向性や今後のアドバイスをもらうことはありますが、
基本的には自分たちで計画を立て、実行し、試行錯誤を繰り返して研究を進めます。
卒業研究は、これまでに学んできた知識や技術を活用するだけでなく、
研究の進め方、発表の仕方などの実務的なスキルを身に付ける機会でもあります。
先日から中間発表会が始まりました。
中間発表会では、研究の途中段階において自分たちの研究の方向性や成果を
他の教員や学生に発表します。
より良い成果を得るためのアドバイスをもらう絶好の機会でもあります。
中間発表会を終えるまでには、綿密な準備が必要です。
こちらは、要旨を提出している様子です。
要旨とは、グループごとに卒業研究の概要をまとめたものです。
提出された要旨は、中間発表会で、配布されます。
要旨の作成では、今日までの研究の成果をA4用紙1枚分にまとめます。
正確に、そしてわかりやすく伝えるため、学生はグループ内で話し合い、
時には教員にアドバイスをもらいながら、作成しました。
研究成果をまとめたスライドも作成します。
図や表も用いながら、わかりやすくまとめます。
そして、発表練習も抜かりがありません。
何度も繰り返して、規定の時間や声の大きさ、
スライドを変えるタイミングを打ち合わせていました。
そして中間発表会の本番を迎えました。
中間発表会を終えて自分たちが思っていた以上に、
実験を行っていない人たちに伝える難しさや
発表のためには綿密な準備がいることを実感したようです。
本番の卒業研究発表会まであと2ヶ月と少し!
中間発表会をきっかけに、もらった意見を踏まえて、
さらに良い質の研究となるように、残りの時間を過ごしてほしいと思います。
By かもみーる