2018.11.13
本校は、クラス担任制をとっています。
学生たちは勉強、就職活動、大学編入学、資格取得など、
日々の様々な悩みをクラス担任に相談しながら、
二人三脚で入学から卒業までの2年間の学校生活を送っていきます。
本日は、学生と教員の信頼関係を築くためにとても重要な役割をしている
コミュニケーション手段の一つ「クラス日誌」について紹介します。
放課後の教室をのぞいてみると、資源分析化学科1年のN君(上の写真)が、
「クラス日誌」を書いていました。
「クラス日誌」(上の写真)とは、その日の感想や担任へのリクエストなどを
1冊の日誌に学生が書き込み、それに対して担任がコメントを書くというものです。
「クラス日誌」は、学生が毎日順番に担当していくので、
担任は普段の会話だけではわからない学生1人1人の意外な一面を知ることができます。
一方、学生は担任からのコメントから学校生活を上手に送る上でのヒントを
得ることができ、「クラス日誌」は、学生と担任との大切なコミュニケーション手段の
一つになっているのです。
N君に「クラス日誌」について話を聞いてみると、
「先生はコメント欄にいつも的確なアドバイスを書いてくれます。
先生のコメントに励まされることが多いので、日誌を書いた後は、
先生がどんなコメントを書いてくれるのかいつも楽しみにしています。
そして、クラス日誌は文章を書く練習にもなっているので、
これから始まる就職活動のためにも文章の書き方に気をつけていきたいと思います。」
と答えてくれました。
このように学生たちにとって「クラス日誌」は、楽しく学校生活を送っていく上で
なくてはならないものになっています。
また、われわれ教員も、学生たちがどのようなことを書いてくるのかを
毎日楽しみにしながら、「クラス日誌」を持ってくるのを待っています。
そして、N君が言っていたように「クラス日誌」は、学生たちにとって
「自分が思っていることを文章で相手に正確に伝える」ための練習になっています。
就職活動などでは、このような文章力がとても大事になってくるため、
「クラス日誌」は、こういった面でも大きな役割を果たしています。
学生の皆さん、これからもお互いにコミュニケーションをしっかりとりながら、
二人三脚で日々の学校生活を充実させていきましょう!
By しろいるか