せんせのブログ

ざわわー、ざわわー♪ ~中学校にお届け~

2018.12.14

奈良教育大学で開催された日本理科教育学会近畿支部大会において
サトウキビの理科教材として可能性に関する発表を学生が行い、
高い評価を得たことは今月1日のブログで報告いたしました。
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先日、その発表をご覧になられた堺市立の中学校の先生から
「サトウキビを教材として活用したいので、苗をわけてもらえないか?」
との依頼がありました!
学生たちが提案したサトウキビの教材化が本当に実施されることになったのです!!
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中学校には5株(ポット)のサトウキビを提供することとなり、
学生は早速、提供株の茎の剪定を行いました。
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上の写真のような状態になっても、サトウキビは栄養繁殖を行えるので、
刈り株を植えておけば、植物体を再生させることができるのです。
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寒空の下、刈り取った茎をかじってみると...
「甘いっ!」
気温の低下により、植物体の生長はストップしていますが、
茎の中には糖が蓄えられていることがわかりました。

来週、学生たちはサトウキビの刈り株をポットごと中学校に運び、
植え付け作業を行います。
学会において自ら提案したサトウキビの教材化実践のスタートです!
来春には堺市の地で本校のサトウキビが芽を吹くことでしょう。
教材としてどのように活用されるのか、楽しみです。

By 風来