せんせのブログ
分析化学を通して環境を考える
2018.12.13
本校では週に2日、実験の時間があります。
多くの実験を通して、分析技術を身に付けていくのですが、
一方、実験を行えば、当然、試薬もたくさん使うことになります。
そして発生するのが廃液です。
廃液は性質によって、いろいろな種類に分類し、
専門の業者に最終処分をお願いしています。
実験中に発生する廃液に対して意識を持つことは、
将来、企業で分析業務を行う上でも大切なことです。
そのため、学生には廃液発生量、廃液の種類などに対する
意識を持ってもらうため、
廃液の管理についても実験の一環として取り入れています。
下の写真は、2年生が卒業研究で植物体に含まれるリンの測定をしているところです。
実験終了後には多くの廃液が出ます。
廃液は含まれる有害物質ごとに色分けした専用のポリタンクに
入れます。
ポリタンクが満杯になったら、重量を測定します。
卒業研究が忙しくなるこの時期は廃液も多く出ます。
この廃液は、さらに大きなポリタンクへ移し、専用の倉庫で
業者が引き取りに来るまで保管するのです。
このように廃液処理の一環の流れを経験し、実践することで、
学生たちは環境に対する意識も高まります。
そして、実験を工夫することにより廃液を削減することにも
意識を向け、取り組むようになるのです。
卒業研究はいよいよ佳境を迎えました。
2年生は教員と実験を行う時間が限られてきましたが、
頑張って良い結果を出していきましょう。
教員もしっかりサポートしていきます。
By くるくま