2019.02.01
本日は、卒業研究発表会を実施しました。
この写真は発表後の喜びの笑顔です♪
それでは一日を振り返りましょう。
卒業研究の様子は、
本ブログで随時紹介してきました。
様々な過程を経て、いよいよ本番です。
昨年に引き続き
大阪府のドーンセンター7階 大ホールにて
実施しました。
卒業研究は後期から実験開始ですが、
5月にテーマが決まり
実験内容の検討や必要な試薬の調査など
早いところは夏前から準備を進めていました。
実際に実験が始まり、その結果を考察し、
発表するため資料作りまで進んでいくと
グループ内で意見の対立があったり
普段とは違うクラスメイトの意外な一面を見ることができたり
1つの実験としてだけではなく、
『卒業研究』は、コミュニケーションや積極性など
社会に出て行くために必要な力を養う場となっていきました。
また自分一人では、なかなかできないことも
みんなで力を合わせれば達成することが
できるということを知ることができました。
そんな熱い想いがいっぱい詰まった発表会でした。
開会の前に、これから発表する学生達にエールを送る意味で
我々講師で制作したスライドショーを披露しました。
それを見ると、思い出して笑うだけでなく
涙を見せる学生もいました。
水野校長の挨拶で始まりました。
卒業研究テーマは
水質、環境改善、植物や微生物、
医薬品などに関連するものなど
本校ならでは幅広い分野にわたるのが特徴です。
今年は14班が発表しました。
大きなステージ上で
自分たちで作成したスライドを投影し、
班員全員が一人ずつ発表していきます。
農業廃棄物の再利用に関する研究
化粧品に関する研究
食虫植物の抗菌性に関する研究
コーヒーの香りに関する研究
雑草からバイオエタノールを作り出す研究
ガン研究のためのDNAに関する研究
本校学生以外に、
保護者の皆さまや高校の先生、
卒業生、企業の方々など、
平日にもかかわらず、外部からの聴講者が
100名近く来てくださいました。
皆さん、
「とても頑張っていてよかった。」
「難しいテーマをしっかりとまとめていた。」
「自信を持って発表されていた。」
「ここで得たチームワークは絶対に社会に出ても役に立つ。」
など、うれしいお言葉をいただきました。
質疑応答の時間には、1年生からの質問も多く出ました。
来年が楽しみにもなりました。
発表終了直後の学生たちの表情です。
冒頭の写真も含め
緊張から解き放たれて
達成感と安堵感で
いい顔をしていますww
発表会の様子は以下のSNSでも実況されています。是非覗いてみて下さい。
→twitter(https://twitter.com/bunsekikagaku/)
振り返ると、
様々な事が思い出されます。
「化学が好き」
「実験がしたい」
「色々な資格が取りたい」
と、多くの思いを持って本校に入学し
2年間、化学の知識と分析技術を学び
最後は自分たちで実験し考察して、
人前で発表するようになりました。
「思い」に「実力」がつきました。
本校で学んだこと、
卒業研究で得たこと、
これからもきっと必要なことばかりです。
この経験を活かして新しいステージで活躍することを期待しています!
by ましおか